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2020年度基金活動報告 ー 鳥類や自然環境の保全活動への支援(一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京)

2020年度に拠出した一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京さまの活動レポートが届きましたので、みなさまにご紹介します。

みなさまからいただいたご支援は、バードライフ東京の絶滅危惧種の保護のための様々なプロジェクトの一部に活用させていただきました。

バードライフ東京では企業やパートナー団体と協働しながら、環境保全活動を支援・推進しています。みなさまのご支援は、他団体からのご支援と合わせて絶滅危惧種を保護するための様々なプロジェクトの一部として活用させていただきました。ここでは、そのプロジェクトをいくつかご紹介いたします。

南アフリカでは、ケープペンギン保護のために新しい営巣地を作るプロジェクトを支援しています。新たな営巣地候補のデ・フープ自然保護区では、捕食者を防ぐ柵とデコイ(ペンギンの模型)を設置して、リモートおよび実地でのモニタリングをしています。モニタリングの結果、2020年12月には、1歳ほどのペンギンが約3週間目撃されました。

デ・フープ自然保護区内に設置したデコイ

ミャンマーでは、ヘラシギの飛来数や生息環境の調査を支援しています。2021年1月のモッタマ湾の現地調査では、ヘラシギをはじめとする世界的に絶滅の危機に瀕している渡り鳥の個体数が減少していることが明らかになりました。

また、調査を地元住民が主導できるように、感染症対策を行った上で、研修を兼ねたワークショップを開いて人材の育成を行いました。

モッタマ湾での現地調査の様子

ニュー・ノーマル時代の試みとして、バードライフが行う絶滅の危機に瀕した鳥類の調査・研究活動支援のためのインターネット・オークションを、2021年3月末に実施しました。他にも様々なプロジェクトを実施しながら、みなさまのご支援を活用して、鳥類の保護や自然環境保全に役立てています。

<支援者のみなさまへ>

みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活や社会は大きく変化しました。このような中でも、バードライフ東京では、今できること、求められていることを模索しながら、待ったなしの地球環境問題に取り組んでまいります。みなさまのご参加が環境保全活動に繋がりますので、今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。

■バードライフ・インターナショナル東京さまのその他の支援活動はこちらから

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