「海基金」から2020年度に拠出したアクアプラネットさまの活動レポートをご紹介します。
ご支援いただいた資金でサンゴ苗や各資材をそろえて、
専用のサンゴ畑を作成し、石垣島の海で定期的にメンテナンスを
行いながら、サンゴを育成しています。
サンゴの植え付けから3年が経ちました。新型コロナウイルス感染症が拡大した後は動きが取れないことが多く、サンゴの状態を確認できない日が多くありました。
しかし、私たちの心配をよそに、サンゴたちは自らの力で成長を続け、今では「サンゴの畑」と呼んでも恥ずかしくないほど立派に成長しました。
植え付け当初は、サンゴを固定している部材と大差ないほどのサイズでしたが、完全に固定材と一体化して、どこに固定材があるのかわからないほど大きく成長しています。
5~10cmだった苗は、大きなものでは40cmを超えています!
また、サンゴの成長に伴い、たくさんの魚やエビやカニなどがサンゴを「すみか」にしています。広大な海に比べると、サンゴ畑は小さな・小さな大きさですが、畑内では一つの生態系がなりたち、「サンゴ畑の目的」を果たしてくれています。
<支援者のみなさまへ>
この活動は、非常に時間がかかります。
また、水中活動ということもあって、なかなかみなさまに直接みてもらうことができないため、成果がわかりづらい活動でもあります。
しかし、植え付けから3年の月日が流れ、今では一つのサンゴ群落となり、多くの命をはぐくんでいます。素晴らしいことです。ご支援をいただき、支えられたからこそ、ここまで成長することができました。もっともっと、地球環境を守れるよう、これからも応援よろしくお願いします。
■みなさまからご支援いただいたサンゴ畑(植付~現在まで)の成育記録は
こちらから
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