フェリシモ「東北 花咲かお母さんプロジェクト基金」から2023年度に基金を拠出した、宮城県の「女川(おながわ)町商工会女性部」より、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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女川町の駅周辺を華やかな花で一杯に、
来町者も住人も笑顔で一杯になる植栽プロジェクト
宮城県の女川町は、東日本大震災で甚大な被害を被った場所のひとつです。震災当時はあまりにも変わってしまった「故郷(ふるさと)」に言葉も出ませんでしたが、国内外のみなさまからの温かいご支援のおかげで、いまも復興途上にあります。
この生まれ変わった女川町を訪れてくれる人たちはたくさんいますが、震災の風化とともに来町者も減少してきました。
被災地という悲観的なイメージを、何とか明るいイメージに変えたい。そして、女川町の玄関でもある女川駅周辺エリアを色とりどりの花々で飾り、気持ちが明るくなったところで、女川町の住人である私たちが来町者を笑顔で迎えたいと考えて、プランターに植栽するプロジェクトを実施することにしました。
植栽当日は天候もよく、私たち女川町商工会の女性部員と女川駅周辺の事業所にお勤めの従業員の方々がいっしょに、汗水垂らしながら230個ものプランターに植栽を行いました。
設置場所である店舗や事業所さまに、華やかに植栽されたプランターを届けると、大変喜ばれました。ある店舗を訪れたお客さまは、「きれいなお花ですね」「きれいなお花に癒されるわ」と喜ばれていたそうです。
また、事業所さまからも、SNSで感謝のメッセージや、わざわざ感謝の言葉を伝えるために商工会を訪れてくれました。
〈支援者へのメッセージ〉
この度は「笑顔いっぱい・花いっぱいプロジェクト」にご支援を賜り、誠にありがとうございます。
花で一杯になった女川町を訪れた方々と話をした時に、感無量といいますか、とてもしあわせな気持ちになりました。このような機会を与えてくれたみなさまには、感謝しかありません。そして、「東北 花咲かお母さんプロジェクト基金」を通じてご支援いただいた全国のみなさま、ありがとうございました。
■笑顔いっぱい・花いっぱいプロジェクト
実施場所 : 宮城県牡鹿郡女川町・女川駅周辺エリア
実施日 : 2023年6月1日(木)
・女川町商工会さまのその他の活動はこちら
・震災前後の女川駅の様子がご覧いただけます。
出典(サイト名「海の見える駅」)女川駅
■東北 花咲かお母さんプロジェクト基金(※基金のご案内は終了)
東日本大震災で被災されたお母さん方に、手仕事をお願いすることで内職支援と、その地元に花や緑を植えために活用されます。
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