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2023年度基金活動報告ー乳がんをなくす「ほほえみ基金」への支援(公益財団法人 日本対がん協会)

フェリシモ「ピンクリボン基金」と「アルモンド乳がん征圧活動基金」から2023年度に基金を拠出した「公益財団法人 日本対がん協会」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。

*   *   *

乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝えるピンクリボン活動。各地で検診の受診を促すキャンペーンや乳がんについての正しい知識を伝えるセミナーなどを開催しました。

■啓発冊子
正しいがんの知識を患者さんやそのご家族にお伝えするために、専門医によって監修された冊子を制作しています。それらの啓発冊子は全国のがん診療連携拠点病院などに配布され、活用されています。

・情報社会の中で「がん」についての正しい知識を広めるための「がん検診」「女性のがん」のリーフレットはこちら

・乳がんを経験された方々に運動や体重コントロールが大切である理由をご紹介している啓発冊子『乳がん経験者にとって 運動が大事な理由』はこちら

    ■がん相談ホットライン
    がんについての悩みを持つ方からの電話相談を無料でお受けしています。年間1万件以上にもなる相談に、国家資格を持つ相談員が対応をしています。

    がん相談ホットラインの様子

    2023年の予測によると日本人女性の乳がん罹患(りかん)数は97,300人で、女性が罹患するがんの中で最も多く、9人に1人が一生に一度は乳がんになるといわれます。

    乳がんは30歳代後半から増え、40歳以上の働き盛りの年代に多い病気です。仕事や子育てに忙しく自分のことは後回しにしているこの年代の女性たちに、街頭キャンペーンやセミナーなどを通じて、定期的に乳がん検診を受けることの大切さをアピールしています。

    乳がんは医療の進歩などによって、現在では10年生存率が約9割と予後のよい病気になりましたが、乳がんを早期に発見するためには、普段の自分の乳房の状態を知らなければ、変化があったときにすぐに気づくことができません。そのため日ごろから乳房の状態を意識する生活習慣=「ブレスト・アウェアネス」がとても大切になります。

    今年度もピンクリボン活動を通じて、「ブレスト・アウェアネス」や乳がんについての正しい知識を伝えることができました。仙台市とともに推進している活動では、ベガルタ仙台の試合会場でピンクリボンバッジの配布を行い、検診への受診を呼び掛けました。

    また、10月のピンクリボン月間には「乳がん電話特別相談」を実施し、乳がんに関する不安や心配事のある方からたくさんご利用いただきました。そして2月には乳房超音波業務に従事している方を対象にした研修会を開催し、検診の精度管理の向上に寄与することができました。

    〈支援者のみなさまへ〉

    みなさまからあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
    日本対がん協会は「がんで苦しむ人や悲しむ人をなくしたい」という目標を掲げて、65年以上にわたり活動を続けている公益財団法人です。

    みなさまからご支援いただいたピンクリボン活動は、全国の自治体や企業と連携・推進を行っています。この度のご寄付は、無料の電話相談「がん相談ホットライン」の運営や啓発冊子の提供などに活用させていただきました。全国のがん診療連携拠点病院などに提供した冊子は、患者さんとそのご家族のために役立てられています。

    私たちの活動は継続することで成果が得られます。引き続きみなさまからのご支援をどうぞよろしくお願いします。

    ・日本対がん協会さまの支援活動の最新詳細はこちらから

    ピンクリボン基金
    乳がん検診の早期受診を促進し、乳がんをなくす活動をしている日本対がん協会の「ほほえみ基金」を応援します。

    ピンクリボン基金のページへ

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