フェリシモの「スマイル・アース基金」から2022年度に基金を拠出した「公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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カンボジアの子どもたちが世界遺産を学び、直接ふれる機会を提供
世界遺産とは“人類共通の遺産”であり、未来の世代に引き継いでいくべきかけがえのないたからものです。
日本ユネスコ協会連盟の世界遺産活動は、主に途上国の世界遺産を対象に、その国で遺産を守り次の世代へと引き継ぐために、人材育成や教材開発などにおいて草の根レベルで継承システムを構築しています。カンボジアでは2009年からこの考えのもと、子どもたちに自国の世界遺産を学び、直接ふれる機会を提供しています。
2022年度はぬり絵教材を使用して、アンコール遺跡群の寺院についての授業を行いました。その後、子どもたちを授業で学んだ遺跡を巡るスタディ・ビジットに連れて行き、専門的な話を考古学者から聞いたり、実物を見てぬり絵をしたりしながら子どもたちは学びを深めていきました。
〈支援者のみなさまへ〉
日本ユネスコ協会連盟ではこれまでに、ミャンマー、フィリピン、アフガニスタン、ネパールなどにおいて、主に自国だけでは保護・保全がむずかしい途上国の危機的な状況にある世界遺産を対象に、世界遺産の保護・保全活動や人材育成、普及啓発活動などへの支援を実施してきました。日本ユネスコ協会連盟はこれからもこの活動を続けてまいりますので、みなさまからのご支援をよろしくお願いします。
■カンボジア・アンコール世界遺産活動
実施場所 : カンボジア
・日本ユネスコ協会連盟さまのその他の活動はこちら
■スマイル・アース基金 (※基金のご案内は終了)
日本ユネスコ協会連盟を通じて、世界遺産を保護するための活動に活用されます。
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