メリーポイントで社会貢献(難病の子どもたちとその家族を支える活動支援)から、2020年度に拠出したチャイルド・ケモ・サポート基金さまの活動レポートをご紹介します。
「ファミリースペース」を新しく設置。食材の提供やあそびスペースを増やして、
コロナ禍でも安心できる支援を行いました。
兵庫県神戸市にあるチャイルド・ケモ・ハウスは、近隣病院で高度医療を受けられるお子さんとそのご家族がおうちのような環境で滞在していただける施設です。滞在者の中には、九州や四国などから大きな不安を抱えて来られているご家族もいるため、日常生活のサポートや相談支援なども行っています。
2021年8月からファミリースペースを設けたことで、滞在者に食材の提供を行うことができました。これにより外での買い物が最小限ですむようになりました。また、コロナ禍では滞在者同士の密な交流はさけざるを得ませんが、その代わりに患児やきょうだいがあそぶことができるスペースを増やすなどして、できるだけ「あそび」に制限がかからないような配慮をしています。
当施設ではきょうだいが滞在されることも多く、リビングのようなファミリースペースで、カードゲームなどをして遊んでいます。あるきょうだいが、「ファミリースペースってずっとある?」と、聞いてくれたのはとても印象的でした。あたりまえの生活がこわれる経験をした子どもとその家族に、「安心できる変わらない場所」を継続していく意味を感じました。きょうだいも不安いっぱいの毎日を過ごしているのです。
<支援者のみなさまへ>
いつもたくさんのご支援を本当にありがとうございます。施設をはじめた当初は数家族の滞在しかなかった当施設も、近隣に高度医療機関が増えたせいもあり、今では19室の部屋が満室でキャンセル待ちになっています。
「ここがなければ行くところがなかった、、、」とおっしゃられるご家族も多く、施設を継続させていただいていることに感謝をしている日々です。これもみなさまからのご支援があるからこそ施設運営や、活動を継続することができています。
これからもご支援をどうぞよろしくお願いします。
■チャイルド・ケモ・サポート基金(チャイルド・ケモ・ハウス)さまの
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