2016年度に次の基金より拠出したHokkaido木村秋則自然栽培農学校さまの活動レポートをご紹介します。
2016年5月に募集で採用した生徒38名が入校式に参加し、木村校長が講義された後実際の畑で作業の指導を行い、その後毎月指導員が作業の指導や実践を11月まで行いました。
<作業風景>
木村校長の講義を熱心に聞き、実際の作業の指導になると、生徒自身の畑のことを基本にどのように作付するのか、土壌の見方はどうするのか、現実の草刈りや刈り取った草の始末などについて、木村校長に質問する姿が印象的でした。
毎月校長の参加ができないこともあり、スタッフが指導方法をいろいろ工夫しています。卒業されたOBの方々をお招きしたり、十勝地域で自然栽培をされている農家を訪問したり、自然栽培への理解を少しでも高めるためにカリキュラムを工夫しています。
スタッフの打合せの様子
畑に植えた野菜や、7年目を迎えるリンゴの収穫など、実際の作業を通じて体験学習の要素を盛り込んでいます。収穫した野菜やリンゴをその場でいただく収穫祭では、自身が作業をしたものが味わえることもあり満足の笑顔が溢れています。
野菜の植付の様子
りんごの摘花作業
<支援者のみなさまへ>
今回は耕運機のメンテナンスや、資材の追加などに役立てさせていただきましたが、今後は新しい品種の栽培やリンゴの収穫量の拡大につなげていきたいと思います。今後ともご支援を期待しています。
メンテナンスをした耕運機
前回の報告書はこちら
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