フェリシモCompany

「楽しかった。また来てほしい」

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9月から6ヶ月に渡り、震災直後より被災地をまわって活動を行っている「ARTS for HOPE」の活動を支援しました。
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「ARTS for HOPE」は震災で心に大きな負担を抱えた子どもたちや、仮設住宅など慣れない環境の中で生活せざるを得ない高齢の方々を対象にした心のケアのプログラムを展開しています。中心となる高橋さんは、長年にわたり病院の患者さんたちへアートプログラム(ホスピタルアート)を提供してきた経験を持ちます。
9月から福島県、宮城県、岩手県など53ヵ所を訪問してプログラムを実施。こどもたちを対象にした絵を描くワークショップや高齢の方も楽しめる手芸のワークショップ、このほか、定期的に訪れる児童施設向けに毎回異なるプログラムを提供してきました。
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9月22日、宮城県石巻市 「大街道地区放課後児童クラブ 」ではハッピーペインティングというプログラムを実施。床に敷き詰めた大きな紙にこどもたちが手足を使って自由に絵を描き、色遊びを楽しむイベントです。
「視覚と触覚、聴覚を遣い、友だちと一緒に取り組む共同制作活動はどの児童もとてもいきいきと楽しんでいました。震災後にこのような活動が行われたことにより、落ち着いた性格の児童が自己を開放し、のびのびと表現していたことに、このプログラムの効果を感じました」
「喜怒哀楽をすなおに出せる活動で開放感を味わえたように思います。どうかこのような活動を継続していってください」
学童の先生からもこうしたお声をいただきました。
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11月10日、福島県南相馬市「鹿島保育園」ではシャボン玉を使ったプログラムが実施されました。
最初に床に寝転んでリラックス体操。そしてたくさんのシャボン玉が飛び始めました。自分たちでもシャボン玉を吹いて遊んだら、それぞれ好きな絵を描きました。
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シャボン玉プログラムはどこでも大人気。
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2月24日、福島県南相馬市「原町聖愛保育園」は緊急時避難準備区域の指定解除を受け、10月に再開した保育園。
園庭に設置された線量計は低い数値を示していましたが、更に除去するための作業が行われていました。
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子どもたちはそれぞれの個性で、シャボン玉を見事に表現。素敵な作品が出来上がりました。
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