みなさま、こんにちは。
500色の色えんぴつが100セット販売されるごとに、1セットが寄贈される「カラーリボンプロジェクト」。今回は宮城県石巻市の社会福祉法人 石巻祥心会さまの障害福祉サービス事業所「くじらのしっぽ」に色えんぴつが寄贈されました。
大人の方にも、500色の色えんぴつをいっぱい使ってほしい!
そういう思いもあって、臨床美術士の方々といっしょに、楽しいアートワークの時間を持ちました。臨床美術士さんたちは、明るいオレンジ色のTシャツ。 秋らしいきれいな色のモチーフをいっぱい持ってきてくださいました。
今日のお題は、「モチーフを描く」のではなく、選んだモチーフをじっくり見て、その中にある色を、500色の色えんぴつの中から5本、選び出して小さな紙を塗っていきます。ずらりと並ぶ500色に目をうばわれながらも、モチーフと見比べて一生懸命選んでおられます。
小さな紙ですが、塗り重ねるには、なかなか時間がかかります。それでも根気よく、一生懸命! 臨床美術士さんが、みなさまの色塗りを見て回り、やさしくはげましの声をかけていかれます。
モチーフを塗り終わると、達成の満足感があふれます
ひとつひとつの小さな紙には、みなさまの個性がにじみ出ています。それにしても、本当にきれい。いい色を選んで、ていねいに、ていねいに塗っておられました。最後に塗りおわった紙を台紙に貼り、サインをします。並べる順番や向きをいろいろ考えるのも楽しそう……!
みなさまは、色えんぴつを選ぶときも、元の位置に戻すときも、とってもていねいに扱ってくださっていました。
いよいよ作品の発表会!
ボードに並んだみなさまの作品を臨床美術士さんが1点1点解説し、素敵なところをいっぱいほめてくれるのでみなさまおひとりおひとり、本当にうれしそうです。
記念撮影にも笑顔がいっぱい! 本当に素敵な秋の1日でした。
今回、アートワークを開いてくださったのは、東日本臨床美術・りぼん 「にほりぼ」さま。 http://nihoribo.jugem.jp/
東日本在住の臨床美術士さんが被災地域での創作活動を支援し続けています。フェリシモともいっしょに、被災地のみなさまの心の解放や充足感を引きだす素敵なワークショップを続けてくださっています。
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