フェリシモCompany

遠野まごころネットを訪問

先週、岩手県遠野市に拠点を置くボランティア組織「遠野まごころネット」を訪問してきました。
ここは車で1時間以内でかけつけることができる、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市の支援拠点となっています。
全国からのボランティアを受け入れ、現地のニーズと照らし合わせて、日々ボランティアの派遣を行っています。
大槌町臼澤地区、ここは地区全体が津波の被害を受けました。
避難所はもちろん、1階が天井まで津波の被害があったという住宅の2階で不自由な生活を送る方々もおられます。
5月初め、この地区に遠野まごころネットの協力によって、「まごころ広場」が誕生しています。
被災された地域住民のみなさん地震が、ボランティアの協力を受けながら、来訪者に無料でコーヒーやお茶などを提供する青空喫茶です。また、焼そばや餃子などの炊き出しや、全国から集まったおもちゃの配布など、さまざまな催しも日替わりで展開しています。
遠野まごころネットの多田さんは、「避難所や仮設住宅から少しでも出る機会を増やしたい、閉じこもらせてはいけない」とおっしゃいます。訪れた人々は、顔を合わせ、被災の状況や近況などを語り合います。復興につれ、個人個人の生活に視点がゆく一方で地域の人々でお互いに支えあう、そんな関係づくりが求められています。
フェリシモでは、こうした被災地で人と人が出会う場づくりを応援したいと考えています。
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