2018年度基金支援報告(一般社団法人 リリース)
今からおよそ百年前、「誰人もみな芸術家たる感受をなせ」と手帳に記したのが宮沢賢治です。賢治は人が生き生きと生活する道を想い『農民芸術概論』を残しました。そこには、まことの幸福をもとめ、日々の労働を芸術の力で燃やし、私たちの美をつくろう、という呼びかけがあります。
そこで私たちは彼の生きたこの岩手の地で、野原を歩き、樹を植え、稲を育てはじめ、この地に集う人々とともに千年後の森をつくるため「千年藝術の森」と名付けました。
植樹祭には小さな子どもたちや、地域のお年寄りも多く参加するため、した草を刈り、障害物などを取り除いて土地を耕し、ならしたりして、「どの位置に何を植えるか」目印になる竹棒を置きながら事前準備をすすめました。
広葉樹の苗木に市民から親しまれているリンゴ、カキ、スモモなどを混ぜて、県道沿いに植えました。これにより植樹地へ定期的に訪問できるようになりました。
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植樹祭にご参加いただいたみなさま、「フェリシモの森基金」にご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
■一般社団法人 リリース
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■フェリシモの森活部
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