このたびは、「毎月100円義援金(基金)」ではなく、1990年よりみなさまにご参加いただいている、森づくりの基金「フェリシモの森基金」での応援報告です。
今回の東日本大震災では、気仙沼湾の牡蠣の漁師さんたちも大きな被害を受けられました。
その漁師さんたちは、毎年「森は海の恋人」をキャッチフレーズに植樹を行ってこられた方々です。
はじまりは23年前のこと。当時、海の環境悪化を心配した漁師さんたちは、海がきれいになるためには川の流域で暮らす人々とともに、川の上流である山に森をつくり、きれいな海を取り戻そうという活動をスタートさせたのです。牡蠣の漁場は川が海に注ぐ汽水域にあります。
平成元年からは「森は海の恋人植樹祭」となり、全国に広く知られるようになりました。これまでに約3万本の落葉広葉樹の植樹が行われてきました。
震災で大きな被害を受けたこともあり、今年の開催は見合わせようかとも考えられていたとのこと。
しかし、こんな時だからこそと、上流の人々の応援もあって、植樹祭を開催する運びとなったそうです。
フェリシモでも「フェリシモの森」として応援をさせていただくことになりました。
「森は海の恋人植樹祭」は、6月5日(日)、岩手県一関市の矢越山ひこばえの森にて行われます。
大震災で犠牲となった多くの方々のご冥福と鎮魂の祈りを捧げるとともに、被災を受けた方々が夢と希望を持ち、勇気を持って以前の生活を取り戻せるよう、その思いに心を込めて、若い広葉樹の苗木約1,000本が植えられる予定です。
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