「とうほくIPPOプロジェクト」支援先活動レポートシリーズは、第7期の支援先である「Patisserie Partir」さまの事業活動をみなさまにご報告します。
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ショーケースにはあまり種類が並べられず、茶色い感じになりました。一番人気は
たくさんの数を用意したシュークリームでした。(開店から2~3ヵ月ほどの様子)
■地元仲間とつくるおいしさに喜びと楽しさを
私は東京の洋菓子店で働いていましたが、30歳を節目に地元へ帰ってきました。そして、地元の仲間とつながりながら活動をしたくて、宮城県登米市で洋菓子店を開きました。
最初は『つながる』と言っても、洋菓子製造だけでいっぱいいっぱいで、予定していたWEBでの広告宣伝も出来ずにいました。しかし、徐々にお客さまが別のお客さまに、また他の店舗へとつないでくれました。
ご近所のコーヒー屋さんの豆をPartirが仕入れをして、コーヒー屋さんにはPartirのお菓子を置いてもらったり、新しいカフェのイベントに呼んでもらって、共通のお客さまが出来たりしました。
『つながる』ことは色々な人々とかかわり、同じ気持ちを共有することができる、すばらしいネットワークだと感じています。まだまだ力不足なので勉強中ですが、何度も試作をかさねながら、お客さまにビックリしてもらえるような商品づくりを目指しながら、無理なくがんばっています。
シャインマスカットが出始めた昨年7月。自分的にはすごくたくさんの商品を仕込むことが出来た時のショーケース。中でも人気は、最下段にある日替わりのシフォンケーキでした。
Partirで最初のX’masケーキは、お客さまがビックリするようなケーキにしたくて、飾りの赤色のリボンをホワイトチョコレートで作りました。クリスマス期間中は30台ほどの予約がありました。後日、お客さまが喜んでくれた感想をいただいた時には、本当にうれしかったです。
店舗の工事は2018年1月からスタートしました。「とうほくIPPOプロジェクト」からのご支援は、内装工事費に使わせていただきました。私自身も工事に参加したことで、お店に対する愛着がさらに深まりました。お陰さまでご支援いただいた店内は、とても温かい空間になりました。
今後はもっと商品や店舗の流れを確実なものにしながら、働く環境を整えた後に、スタッフの雇用などを考えています。二人で営業することが出来れば、リクエストに答えられなかったテイクアウトのドリンクや、その他にも出来ることがたくさんあるので、それを思うとワクワクしてきます!
Patisserie Partir
古内さまより
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Patisserie Partir
所在地:宮城県登米市
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