フェリシモCompany

東北に冬物家電と太鼓をお届けしました

201112_03_headimage.jpg被災地では被災を受けたご自宅で生活をされている方も少なくありません。その多くが、1階部分が壊滅的なダメージを受けて日常使っていた家電をすべて失っています。

仮設住宅に暮らす方と同じように、仕事も失ったり、あるいは家を修理しながら生活する必要があるのですが、まだまだ支援が行き届かないのが現状で、被災地の多くのご家庭が厳しい状態にあります。
そんな中、被災地のニーズと支援者の気持ちをダイレクトにつなぎ、避難所へ迅速に物資をお届けする被災地支援の「ふんばろう東日本支援プロジェクト」がこれから厳しい冬を迎える被災地に冬物家電を寄贈する活動を行っています。
フェリシモではみなさまからお寄せいただきました「毎月100円義援金(基金)」の一部で、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を通じて、11月に、南三陸町の約700の被災世帯へ、ぬくもり詰まった冬物家電を寄贈しました。

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伝統芸能に取り組む気仙沼の小学生に太鼓を贈りました。
気仙沼市二の浜地区は、震災直後の火災発生により地域の90パーセントの建物が消失しました。同地区の高台にある浦島小学校は、校舎は無事でしたが校庭には仮設住宅が立ち並び、学校生活は制限されています。もともと24名だった生徒は、現在11名。うち6名が学区内から、5名は学区外から通っています。
浦島小学校は三陸地域の伝統芸能「小々汐(こごしお)太鼓」に取り組んできましたが、津波で30台ほどあった太鼓の大半が流されました。
そこで「毎月100円義援金(基金)」を通じて、太鼓などをお贈りしました。
11月20日(日)浦島小学校の体育館で「さざなみ祭り」が開催されました。会場には、保護者や祖父母、転校した子どもたち、卒業生、地元地区民など150名余りがかけつけ、大きな声援をおくりました。

また、これまで長い間、子どもたちを指導してきたものの、メンバーの多くが離散して活動をあきらめかけていた小々汐内囃子保存会のみなさんも、「子どもたちががんばるなら」とこの祭りを機に再結成されたそうです。

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川嶋あいさんとハッピートイズを東北の子どもたちにプレゼント
12月2日(金)シンガーソングライターの川嶋あいさんと宮城県の「手倉田保育所」「みやぎ幼稚園」のこどもたちへハッピートイズをプレゼントしました。川嶋さんは、2010年度からプロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ハッピートイズ製作用の衣装提供やお披露目展示会場のBGMを提供してくださっています。
川嶋あいさんにプレゼンターとなっていただいて、クラスの代表のこどもたちへ直接手渡しでプレゼント。みんな「ありがとう!」と川嶋さんにお礼を言いながら受け取って、嬉しそうにしていました。
こどもたちや職員のみなさんと触れ合ううちに、川嶋あいさんも同行した私たちスタッフも逆に元気をいただきました。
そして12月3日(土)の夕方、ハッピートイズの初の東北展示会場となっている仙台パルコの特設ステージで、川嶋あいさんのスペシャルライブイベントを開催しました。
このイベントは、歌によるメッセージでこどもたちをはじめとする東北のみなさまへ笑顔を届けたいという川嶋さん思いがカタチになったステージです。
川嶋さんは、前日の幼稚園や保育所への寄贈エピソードや、これまでの震災支援などさまざまなお話をされました。
ライブが始まり、川嶋さんの透き通る歌声が響くと、道行く人もステージのほうへどんどんと吸い寄せられてきました。
1曲1曲心をこめて、曲の間も東北のみなさまへ向けたメッセージをお話しになりながら、心にしみるあたたかいステージが続きました。

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