4月から被災地の避難所をまわって活動を行ってきた団体「ARTS for HOPE」。
中心となる高橋さんは、長年にわたり病院の患者さんたちへ
アートプログラム(ホスピタルアート)を提供してきた経験を持ちます。
今回、震災で心に大きな負担を抱えた子どもたちや、
避難所で生活せざるを得ない高齢の方々を対象にした
心のケアのプログラムを展開しています。
そのひとつ、「ハッピードールプロジェク」トは、
参加するおひとりおひとりに自由な創作活動を行っていただくもの。
布やビーズ、ボタンやフェルトなどの素材と、
糸や針などの裁縫道具、ボンドなどを使って、
ひとりひとりが思い思いに作りたいものを作ります。
避難所をまわっていた頃は、
「がんばっているお母さんのために作りたい」
と言った、誰かのために、と一生懸命作るこどもたちが多かったそうです。
(C)ARTS for HOPE
避難所から仮設住宅の集会所など、少しずつ活動場所や状況が変わっていくと、
より実用性の高いものづくり(例えば、針刺しなど)が人気のようです。
手を動かし、夢中になってものづくりに取り組むことは、
不安や悲しみから少しでも心を開放することにつながります。
みなさまからお寄せいただきました「毎月100円義援金(基金)」の一部を通じて
9月から6ヶ月間にわたる「ARTS for Hope」の活動を応援させていただきます。
「ARTS for HOPE」では、宮城、岩手、福島の3県にて
今後もさらにきめ細かい活動が展開してゆけるよう、
現地スタッフの育成にも力を入れています。
(C)ARTS for HOPE
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フェリシモは、被災地の方々と一緒に、少しつづでも息の長い支援をに取り組んでいきたいと思います。
ぜひ、今後も義援金(基金)の活用について、みなさまからもご意見をお寄せください。
ご意見はこちらで受け付けています。
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