「東日本大震災 毎月100円義援金」は、震災10年を機に2021年5月より東日本に限らない国内の災害の復興支援・防災・減災のための基金となりました。この切り替えにあたり、2021年4月以前にお預かりしていた基金を当初の目的であった「東日本の復興支援」に生かしていただく先として「いわての学び希望基金」に決定、7月27日に拠出をいたしました。

「いわての学び希望基金」とは、岩手県の復興防災部復興推進課が取り組む震災孤児・遺児に向けた基金で、厳しい経済状況におかれた子どもたちが希望に沿った学校を卒業し、社会人として独り立ちするまで、息の長い支援を行うことを目的に2011年6月に設立されました。

東日本大震災における岩手県の孤児・遺児の方々は全部で約600名おられるそうです。
両親を亡くされた子どもたちへの奨学金や被災した高校生が教材や制服をそろえたり修学旅行に参加するためなどに必要な資金、小学生・中学生や高校生が文化部・運動部の大会に参加するための経費、通学費用の負担軽減など、社会に出るまでに必要な「くらし」と「まなび」に要する資金として活用されます。

「いわての学び希望基金」についてはこちら＞＞
https://www.pref.iwate.jp/shinsaifukkou/shien/link/1002711/1002713.html