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『東日本大震災子ども支援募金-ユネスコ協会就学支援奨学金』
東日本大震災による家屋の流失・損壊などの理由で経済状況が悪化したご家庭の高校進学を希望する中学3年生を対象に、月額2万円の給付型奨学金を3年間支援する活動です。
支援した子どもたちから、メッセージが届きましたのでご報告いたします。
『1日1日を大切に過ごしていきたい』
募金者のみなさんへ。
この度は私たちのために、奨学金を援助してくださり、本当にありがとうございました。
私は、この春から高校生になります。しかし、私の家庭には経済的な余裕がなく、
「両親に負担をかけてしまうのではないか」と不安に感じていました。
そんな時に、みなさんから支援をいただけるというお話しを聞き、とてもうれしかったのを今でも覚えています。両親もとても喜んでいました。
今回、このような機会を与えてくださったみなさんにとても感謝しています。
みなさんに支援していただくからには、3年間の高校生活を決して無駄にしないよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
(宮城県気仙沼市・高1・女子)
『今は悲しみも私の一部として』
この度は、奨学金を支援してくださりありがとうございました。
私は将来、看護師になりたいと考えています。高校では必要な知識や、より看護師への理解を深めるための勉強をしたいです。
震災から7年が経ち、当時小学2年生だった私も春から高校生になります。7年間、たくさんの方々の支えがありました。津波は家も家族もふるさとも海へ連れて行ってしまったけれど、今はその悲しみも私の一部として前を向くことができます。それは全てみなさんのくださった温かい心のおかげです。
また春から新たな場所で頑張れるよう、今は受験勉強をがんばります。本当にありがとうございました。
(岩手県陸前高田市・中3・女子)
〈奨学生から届いたお手紙〉
~たくさんの応援が、夢に向かう力になりました~
『ユネスコ協会就学支援奨学金』の活動はホームページでも掲載しています。
http://www.unesco.or.jp/kodomo/
より詳しい活動報告は、『東日本大震災教育復興支援レポート』でご報告しております。
http://unesco.or.jp/kikanshi/
〈支援者のみなさまへ〉
『ユネスコ協会就学支援奨学金』では、未来を見つめる子どもたちが被災を理由に夢や進学をあきらめることがなく、安心して学校に通えるよう、東北の子どもたちへの支援を継続しております。
今後ともみなさまの温かいご協力をお願い申し上げます。
■日本ユネスコ協会連盟さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。
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