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2016年度基金活動報告 ースマートサプライに関するスタートアップ支援プロジェクト(一般社団法人Smart Survival Project)

2016年度に熊本地震への支援として、みなさまからお預かりしている基金から、一般社団法人Smart Survival Projectさまを通じてスマートサプライに関するスタートアップ支援プロジェクトに拠出しました。
その活動レポートが届きましたのでみなさまにご紹介します。

実施場所:東京、熊本県上益城郡益城町 他
実施期間:2016年4月~2016年12月

 

私たちスマートサバイバープロジェクト(SSPJ)は、被災地などの「必要な人に必要な支援を必要な分だけ届ける」支援システム、「スマートサプライ」を運営している団体です。スマートサプライは、東日本大震災時に3000箇所以上に物資・サービス支援をサポートした仕組みを発展させて開発した、インターネット上の支援プラットフォームです。

このスマートサプライを、2016年4月に起きた熊本地震支援でも稼働させ、支援団体や企業、自治体と連携し、物資・サービス支援のマッチングを行いました。その結果、2016年12月末現在、61プロジェクトで約22,000点の支援を実現しました。

詳細はこちらをご覧ください。 

2016Smart Survival Project_ST_1.jpg

 

スマートサプライで「必要な人に必要な支援を必要な分だけ」お届けするには、現地のニーズを丁寧に集め、その必要性を客観的に精査し、インターネット上に細かく掲載するというステップを踏むことで、支援のご協力を得られることになります。またみなさまからいただいたご支援がどのように活用されたかといった報告も行います。

有事にこのような活動を行うためには、運営体制の強化が必須となります。そこでこの度、フェリシモ基金より4名の運営人員増強サポート支援をいただきました。それによって、より細やかに現地及び支援団体、企業、自治体のみなさまとコミュニケーションを図ることができ、確実な支援に結び付けることができました。無事、スマートサプライを通じた熊本支援を行うことができました。

 

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<現地の様子や現地の声>

【益城町内で下着を受け取った40代女性からのメッセージ】
益城町で被害をうけた42歳主婦(パート)です。 今回の熊本地震をうけ、家屋が全壊しタンスが壊れたり、衣類の取り出しが難しいこともあり、下着の確保にも困っていました。 そんな中でピーチジョンさんからの支援のお話をいただき、感謝の気持ちでいっぱいでした。 実際に届いた下着を手に取り、さらにテンションもあがりました!下着だけでなく元気(ง •̀_•́)ง までもいただきました。 本当にありがとうございました。

【被災者&支援者を癒す「復興ーヒー」プロジェクトの様子】
「コーヒーが飲みたかった、でも贅沢な希望だと思い遠慮してました」「何だかほっとしました」と仰る避難所の方々はもちろん、「私は支援者だから…」と、サポートを遠慮される方々も、コーヒー1杯なら受け取っていただけ、おいしいコーヒーを飲みながら、少し立ち話をすることで、悩みや苦しい気持ちを吐き出され、飲み終わると清々しい表情でまた現場に戻られていました。

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<支援者のみなさまへ>
この度はご支援いただき、誠にありがとうございました。熊本の被災されたみなさまに、確実に必要な物を必要な分だけお届けすることができましたのも、みなさまのあたたかいお気持ちのおかげです。
私たちの運営する「スマートサプライ」はインターネットを通じた支援活動とはいえ、その活動は、最初から最後まで、人と人とのぬくもりあるコミュニケーションがなければ成り立たないものです。そのコミュニケーションをスムーズに進めるためにお力を貸していただきましたことに厚くお礼申し上げます。

(一般社団法人Smart Survival Projectさまより)

 

■一般社団法人Smart Survival Projectさまのその他の活動はこちら

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