「フェリシモ小鳥基金」から2024年度に基金を拠出した「認定NPO法人TSUBASA」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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1家庭から計21羽のレスキュー活動と
CAAWTさまとのオンラインコラボセミナー
1家庭からセキセイインコや文鳥、キンカチョウなど計21羽をレスキューしました。
レスキューとは、事情により緊急に世話の必要性がある鳥たちを、飼い主様からお世話代を頂かずに譲り受けることを指します。

ケージは1羽ごとに用意されていましたが、放鳥時間中は自由に部屋を飛び回る生活をしていたせいか、上手に飛べる子たちが多くいました。また、多くの鳥たちと一緒に暮らしていたこともあって、レスキュー後に施設の鳥たちと合流しても積極的に近づき、上手にコミュニケーションをとっていました。

2024年8月18日には、アメリカを中心に動物のトレーニングのコンサルティングなどの活動をしているアメリカの非営利団体のConstructional Approach to Animal Welfare and Training(CAAWT)さまとのコラボセミナーを、オンラインで開催しました。
セミナーのテーマは「怖がりな鳥たちとの関わり方を学ぶ」です。動物と人の双方にとってしあわせな関係を築いていくトレーニング方法「コンストラクショナル・アグレッション・トリートメント(CAT)」を、座学だけでなく施設の鳥たちに協力してもらって実習しました。

1羽の鳥への実習は30分ほどでしたが、最初は人から遠くに逃げていた鳥たちが、最後には自分から人に関わりに来るなど、望ましい行動が見受けられるようになりました。
〈支援者のみなさまへ〉
いつもTSUBASAや鳥たちのためにご支援をいただき、ありがとうございます。
保護した鳥たちが心身ともに健康に穏やかに暮らせるように、そして新しいご家族とご縁がつながるように、活動して参ります。今後も応援していただけますと幸いです。
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