メリーポイントで社会貢献(iPS細胞研究支援)から2020年度に拠出した京都大学iPS細胞研究所さまの活動レポートをご紹介します。
2019年度に発表された主な研究、そして財源の一部としてiPS細胞研究基金を使用した研究(抜粋)
iPS細胞研究所(CiRA)では、iPS細胞を用いた再生医療と新しい薬の開発を目指し、日々研究に励んでいます。現在、CiRAには約30の研究グループがあり、ガンや糖尿病、心疾患、血液疾患、パーキンソン病、ALS、筋ジストロフィー、アルツハイマー病等の研究が進められています。
2019年度は、軟骨細胞に関する研究や再生医療で大きな進展がありました。CiRAの妻木範行教授はiPS細胞から軟骨細胞を作製し、膝関節の軟骨が損傷している部分にiPS細胞由来の軟骨細胞を移植することで正常に機能させる治療方法を研究しています。2020年1月に、この移植治療に関する臨床研究の実施計画が承認されました。今後は移植治療を実用化できるようさらなる研究を進めてまいります。
難病やケガで苦しむ患者さんにiPS細胞を用いた新しい医療をお届けするには、まだまだ長く険しい道のりが続きますが、みなさまのご支援によって着実に研究を進めることができています。ここで、CiRAの研究者らが2019年度に発表した主な研究と、財源の一部としてiPS細胞研究基金を使用した研究を抜粋してご報告いたします。
■主な研究
■財源の一部としてiPS細胞研究基金を使用した研究
<支援者のみなさまへ>
あたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
iPS細胞研究のように20年、30年とかかる長期的な研究には、みなさまからのご支援が必要不可欠です。
賜りましたご寄付は、今は治すことができない病気やケガに苦しむ患者さんへiPS細胞技術による新しい医療を届けるために、大切に活用させていただきます。今後ともiPS細胞研究へのご支援・ご理解を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、研究の進捗をご報告差し上げる『CiRA Newsletter』を年4回配信しています。
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