2014年度に次の基金より拠出した認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会さまの活動レポートをご紹介します。
「見えていた時と同じ速さで歩くことができる」、「風を切って歩いているようだ」、「傍にいてくれるだけで喜びを感じる」。盲導犬ユーザー(使用者)のみなさまは、盲導犬との歩行・生活の喜びをこんな風に表現します。
私たちは視覚障害者が外出の時に盲導犬と一緒に歩くことで、生きる意欲や、社会とつながるきっかけにしてもらいたいと願っており、加盟する育成団体では盲導犬をユーザーに無償貸与(無料で貸出)をしています。
しかしながら盲導犬育成への自治体からの助成・補助には限りがあり、十分とは言えないのが現状です。育成に必要な費用のほとんどは、盲導犬育成事業へ温かいご理解を示してくださる企業様、そして多くのみなさまからの寄附と募金で成り立っています。
訓練中
当連合会ではお寄せいただくご寄附を、加盟育成団体が盲導犬を無償で貸与するまでに必要となるフード代・医療費などの育成費や、訓練費の一部として助成しています。平成26年度はみなさまからのご支援ご協力により36頭分の助成・補助をすることができました。
盲導犬はみなさまからの温かいお気持ちで1頭ずつ育っていき、視覚に障害のある方へお渡しすることができます。みなさまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
候補の子犬たち
<支援者のみなさまへ>
みなさまよりいただくご寄附は、当連合会に加盟する北海道から九州まで全国にある盲導犬協会の盲導犬育成に役立てられています。みなさまからの温かいご協力により、今日も盲導犬が活躍の場を広げ、視覚障害者の自立と社会参加が実現されています。心からお礼申し上げますとともに、引き続き、ご支援たまわりますようよろしくお願い申し上げます。
前回の報告書はこちら
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