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2013年度基金活動報告 ー 盲導犬育成支援(認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会)

2013年度に次の基金より拠出した認定NPO法人 全国盲導犬施設連合会さまの活動レポートをご紹介します。

 

昨年6月、北海道で全国の盲導犬使用者が集まる大規模な大会があり、当連合会の職員もその手伝いに参加しました。大会の中で盲導犬使用者の方が「盲導犬は私の人生を変えてくれた魔法使いなの」と仰っていたそうです。その言葉にはパートナーである盲導犬への感謝や愛情など、一言では表しきれない想いがキラキラと輝く宝石のように詰まっているのでしょう。素敵な言葉に職員も胸が熱くなったそうです。

さて、視覚障害者の大切なパートナーである盲導犬はメディアに取り上げていただく機会も多いので、存在や役割は多くの皆様がご存知ですが、育成にかかる費用はどこから出ているか・・・ご存知でしょうか?

盲導犬候補の子犬たち.JPG盲導犬候補の子犬たち

 

実は盲導犬の育成費用は、国・自治体からの助成や補助金がごくわずかで、費用の大半をみなさまからの募金とご寄附に支えられて育成しています。私たちはみなさまからお寄せいただいた募金や寄附を、加盟盲導犬協会が視覚障害者の方へ盲導犬を貸与する場合に、育成に必要となる経費の一部として助成しています。平成25年度は合計30頭分の盲導犬に補助することができました。

訓練中.JPG

訓練中

 

現在、盲導犬と暮らし、一緒に歩いていらっしゃる方は日本全国で約1000人、まだまだ多くの方が盲導犬を希望しています。みなさまからの温かいお気持ちが、盲導犬を通じて誰かの人生を変えるかもしれません。ご支援ご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

<支援者のみなさまへ>
盲導犬は出産から引退まで、多くのみなさまの温かいご支援に支えられています。1頭でも多くの盲導犬を希望する視覚障害者の方へお渡しできるよう活動してまいりますので、今後とも温かいご支援ご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

前回の報告書はこちら

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