2011年、みなさまからお寄せいただいた「フェリシモ 地球村の基金」より、以下の活動に支援を行いました。
- 洪水で被災したミャンマーの子どもたちのための基礎教育支援および保護活動
2011年10月19日にミャンマー、インド、バングラデシュの国境地帯を襲撃した大型台風O2Bの影響で、ミャンマーの乾燥地帯のマグウェ地域、サガイン地域、マンダレー地域は、集中豪雨に見舞わました。
マグウェ地域では2,500世帯が全壊し、インフラや公共施設の損壊、農産物の収穫への被害が出て、被災者は25,000人にのぼりました。被災した世帯の多くは、玉ねぎやヒヨコマメを育てながら、なんとか生計を立てていた貧困層でした。
家だけでなく、毛布やバケツ、調理道具などの生活必需品も流された被災者たちにとって、それらをもう一度買う経済力はありません。援助団体が支援にあたり、基本的な食料、日用品などは入手できるようになりましたが、被災した子どもたちが安心して学べる環境への取り組みはなされていませんでした。
そこで、家を失ったり、通学が困難になった子どもたちが、安心・安全な環境のもと、学習を継続することができるように689の学用品セットの配布支援を行いました。これにより、子どもたちは遅れることなく学習を再開することができました。
(C)2011 SCJ 学用品セットを受け取る女の子
(助成団体:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
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