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地球村の基金活動報告ー「ブルキナファソの飢餓に対する緊急食糧人道支援・農業支援」(認定NPO法人 Future Code)

2023年に「フェリシモ 地球村の基金」から支援を行ったプロジェクト「ブルキナファソの飢餓に対する緊急食糧人道支援・農業支援」の活動レポートを、「認定NPO法人 Future Code」さまよりいただきましたので、みなさまにご報告します。

*   *   *

〈プロジェクトの中間報告〉

西アフリカにあるブルキナファソで、7月中旬から農業プロジェクトを開始しました。4.6ヘクタールの東京ドームよりも広い約6ヘクタールの土地を牛の力を借りて耕し、住民たちが種をまきました。その年はなかなか雨が降らず開始が2ヵ月以上も遅れましたが、3ヵ月後の収穫では豆類など約3トンを見込んでいます。

しかし、干ばつが進み収穫が遅れたことで飢餓がより深刻化しました。政府からの食糧の配給は少なく、私たちが昨年までに支援した食糧の1/4の量しかありません。そのため子どもたちの栄養失調が危惧されているとの報告を受けました。

まだ終わることのない戦争やテロなどの影響で、避難民は増え続けている現実があります。収穫するまでの期間の食糧の確保がむずかしいことから、私たちは緊急食糧支援として5トンのとうもろこしを8月中旬に配布しました。

配布対象は子どもたちに飢餓が生じているシングルマザーや避難民などの家庭を優先にした約800~1,000人規模になりました。

〈現地の様子・現地の声〉

8月中旬の緊急食糧支援で命をつなぎ守るために配布した5トンのとうもろこしは、約800~1,000人分の食糧に相当します。このタイミングで実施した食糧支援は大変重要だったこともあり、サポネ行政区の知事から感謝の言葉が伝えられました。

現地スタッフも私たち団体の限られた予算を理解してくれているので、この食糧支援だけに頼ることなく力を合わせて農業プロジェクトで乗り切る意志をみせてくれています。

〈支援者のみなさまへ〉

ブルキナファソという国に生まれたというだけで、自分たちとは関係のない紛争やテロの影響を受け、食べ物もなく悲しい思いをしなければならない。このような不条理を少しでも改善するために私たちは努力を続けています。

日本からの支援は確実に彼らの人命を守り、それはみなさまからのご支援によって実現しています。私たちはこのような世界の不平等を改善する日本の力として努力を重ね、より効果的なプロジェクトを目指しながら、みなさまからのお気持ちを現地へ届けています。これからもあたたかなご支援、ご声援をどうかよろしくお願いします。

■ブルキナファソの飢餓に対する緊急食糧人道支援・農業支援
実施場所:ブルキナファソ
実施期間:緊急食糧支援(必要時都度 ※2024年は8月に実施)
     農業支援(天候不順で7月中旬からに変更)
     幼児院での教育、栄養支援(10月~)
・プロジェクトの詳細はこちら
・Future Codeさまのその他の支援活動はこちらから

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