2020年、世界的に流行している新型コロナウィルスに対して、「フェリシモ 地球村の基金」から緊急支援を実施いたしました。現地での活動のレポートが届きましたのでみなさまにご紹介させていただきます。
〈プロジェクトの実績報告〉
兵庫県では、コロナ対応に奮闘されている医療従事者を支援するため、昨年4月に「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」を設立し、寄附金の募集を行っています。
昨年10月に、入院患者の受入れや、PCR検査を実施した59医療機関に対し、第1次配分として、約5億円を配分しました。第1次配分は、医療従事者への慰労金や商品券の配布、冷暖房器具や空気清浄機の設置による勤務環境の改善、また、食料品の差し入れなど、医療従事者を支援するために使われました。
寄附をいただいたみなさまに対して、各医療機関や医療従事者から感謝の声が寄せられています。
例えば、配分された基金でベッドパンウォッシャー(尿器やポータブルトイレなどを自動で洗浄する装置)を購入された、県立淡路医療センターからは以下のような声が届いています。
これまで感染症病棟では、病棟内にベッドパンウォッシャーが設置されておらず、ベッドサイドで使用された尿器やポータブルトイレの排泄物を病棟外にある汚物室まで持ち出して廃棄していました。
この度、基金によりベッドパンウォッシャーが設置され、清潔区域との間仕切り工事も行っていただいたため、排泄物の処理から容器の消毒までが病棟内で完結できるようになり、汚染リスクが軽減されるとともに看護業務も軽減され、関係者一同大変喜んでいます。
支援していただいた方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
〈支援者のみなさまへ〉
コロナ禍の大変な状況の中にもかかわらずご支援をいただいたみなさまの思いは、基金を通して確かに医療従事者に伝わっています。
新型コロナウイルス感染症は未だ終息していません。最前線で対応にあたっている医療従事者を支援するため、基金では引き続き寄附を募集しています。みなさまからのあたたかいご支援、ご協力をよろしくお願いします。
(兵庫県健康財団さまより)
■ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金への支援
実施期間:令和2年4月27日~
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