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2024年度基金活動報告―チャレンジドのスキルアップや地域理解を深めるブックレットの制作などへの支援(特定非営利活動法人 親子の未来を支える会)

フェリシモ「CCPチャレンジド応援基金」から、2024年度に基金を拠出した「特定非営利活動法人 親子の未来を支える会」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。

*   *   *

出生前検査に関する相談事業「胎児ホットライン」はお陰さまで年々認知度も上がり、2024年に入ると安定した相談の予約をいただいています。利用者の方のアンケートでも「ていねいに話を聞いてくださって本当に感謝しています。もっとこの胎児ホットラインが周知されるといいのにと思います」このようなコメントをいただくことも少なくなく、私たちはより一層この活動に力を入れています。

相談される回数やひとりひとりの背景、カップルの関係など、その後の道のりを決してひとくくりにすることはできません。そのため私たちは、いまの時代の中でよりていねいなサポートが急務だと感じています。

国もその流れに伴い、厚生労働省が参画する出生前検査認証制度等運営委員会のサイト「一緒に考えよう、お腹の赤ちゃんの検査」 「妊娠中の検査に関する情報サイト」を2023年1月に立ち上げ、2024年には新しいコンテンツ「ピアサポート活動に興味・関心がある方への学習コンテンツ」がオープンしました。

以下のサイトでは代表理事の林が講義をしている動画「ピアサポートとは」を見ることができます。

出典:妊娠中の検査に関する情報サイト|こども家庭庁 出生前検査認証制度等啓発事業
講義1「ピアサポートとは」
https://prenatal.cfa.go.jp/peersupport-learning/section01.html

「多様な子どもの成長と暮らし」のコンテンツでは、副理事長の水戸川が「障害のあるお子さんの暮らし(13トリソミー)(18トリソミー)」のコーディネートに関わり、こども家庭庁が主催する「知って、学ぶ!出生前検査のこと」の「出生前検査の妊婦支援における多種職の連携」のトークセッションに登壇しました。

出典:妊娠中の検査に関する情報サイト|こども家庭庁 出生前検査認証制度等啓発事業
講義6「障害のあるお子さんの暮らし(13トリソミー)」
https://prenatal.cfa.go.jp/peersupport-learning/section06.html
講義7「障害のあるお子さんの暮らし(18トリソミー)」
https://prenatal.cfa.go.jp/peersupport-learning/section07.html

またさかのぼって2023年9月に、胎児ホットライン相談員・スタッフ研修を行いました。普段はオンラインで活動をしている私たちスタッフにとって、このような機会はとても充実した時間になりました。

〈支援者のみなさまへ〉

親子の未来を支える会では、ホームページからさまざまなブックレットを無料でダウンロードすることできます。

「おなかの赤ちゃんと家族のために~月編星編~」は、「月編」は妊娠の継続を考えている方に、「星編」は妊娠の継続をしないことを考えている方に向けて、どちらからでも読むことができる2つの表紙の装本になっています。

「おなかの赤ちゃんと家族のために~月編星編~」
ブックレットの一覧・入手方法
・お急ぎの場合は、PDF版をこちらからダウンロード(無料)できます。
https://fetalhotline.fab-support.org/booklet/
・お手元に置きたい場合は、こちらからご購入いただけます。
https://npofab.thebase.in/

私たちはブックレットを求められる方の様子から、多くの方が出生前診断をめぐり、サポートを必要とされていることを感じています。みなさまからのご支援のお陰で、これらのサポートの一端を担うことができていることに心から感謝を申し上げるとともに、これからもご支援をどうぞよろしくお願いします。

■親子の未来を支える会さまの詳細はこちらから
■胎児ホットラインの詳細はこちらから

〈参考〉
出典:妊娠中の検査に関する情報サイト|こども家庭庁 出生前検査認証制度等啓発事業 https://prenatal.cfa.go.jp/

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