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2015年度基金活動報告 ― 障がいのある人たちの芸術活動への支援(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)―

以下の基金より2015年度に拠出したNPO法人エイブル・アート・ジャパンさまより活動レポートが届きました。

  • ・UNICOLART基金

障がいのある人の創作活動を支援する公募「エイブル・アート・アワード」を開催。「小さなアトリエ支援の部」を新設し、障害のある人が参加・活動できる民間アトリエを支援しました。

「小さなアトリエ支援の部」は、UNICOLART基金からのご支援によって誕生しました。障がいのあるアーティストの作品をデザインに使用した「UNICOLART」ブランドの商品購入に伴って寄付される基金を生かし、 障害のある人の可能性を社会に発信するプロジェクトです。

今年は全国から21件の応募あり、「NPO法人 アール・ド・ヴィーヴル」(神奈川県小田原市)と「あーとらんどくらぶ」(宮城県仙台市)が受賞団体として選出されました。

「NPO法人アール・ド・ヴィーヴル」は、障がいのある子どもを対象に、子どもたちが生き生きと創作活動ができる場として、また、生きがいをもって地域で暮らす拠点として多様なプログラムを展開しています。
一方、「あーとらんどくらぶ」は、施設や学校の垣根を越えたアート活動ができるアトリエ。実験的でユニークな試みが評価を得ています。

最後に、各団体からの受賞コメントを抜粋してご紹介します。

■NPO法人アール・ド・ヴィーヴル
1月よりアトリエも新たな地に引っ越し、すべてが新たに始まることになります。支援金はアトリエの備品に使わせていただきます。将来は小田原の人たちにアールの仕事場を見に来ていただき、障がいのある人たちのクリエイティブな仕事を広めていきたいと思います。

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「アール・ド・ヴィーヴル」新アトリエに引っ越し。初ワークショップの様子。

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「アール・ド・ヴィーヴル」の料理ラボ。
障がいのある子どもたちと親が料理体験するワークショプです。

■あーとらんどくらぶ
今年は3年に1度開催している「あーとらんどくらぶ」メンバー作品展の年です。うれしいことに支援金をいただける時期と重なりました。メンバーからも支援金は作品展のために使いたいという意見が出るものと予想しています。将来的には継続した作品づくりや時間の制約のない定まった場所で活動できる、そんなアトリエができることを希望しています。

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「あーとらんどくらぶ」活動の様子。

<支援者のみなさまへ>
みなさまからの温かなご支援、ありがとうございます。今後も、アートを通して、障害のある人たちとともに、自らを自由に表現する場やしくみをつくり、多様な選択肢の中から豊かな生き方を発見できる社会づくりに貢献してまいります。
「エイブル・アート・アワード」は2016年度も開催いたします。ぜひご期待ください。

■NPO法人エイブル・アート・ジャパンさまの事業活動はこちらからご覧いただけます。

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