「AIM医学研究支援基金」から、2023年度に基金を拠出した「一般社団法人 AIM医学研究所」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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全員が一丸となって非臨床試験がスタート!
AIM医学研究所(IAM)では、最優先事項として猫のためのAIM製剤の開発に尽力しています。みなさまの応援のお陰で創薬開発は大きく進捗し、治験の非臨床試験を開始することができました!
2023年度は猫薬開発にとって大きな飛躍の年でした。まず、2021年以来、フェリシモ社を始め多くの方々の支援を受けて進めていた治験薬の開発が完了しました。次に治験と承認申請に向けて組織を作り、必要な資金の調達にも尽力しました。
みなさまに一日でも早くAIM薬を使っていただけるよう、IAMと猫薬開発に関わる全員が一丸となって尽力したその結果、非臨床試験(治験の前半のフェーズ)を開始することができました。
また、猫の体の中のAIMを活性化させる成分を配合したペットフードもマルカン社といなばペットフード社から発売することができ、たくさんの方々にお使いいただいており、よい結果のご報告をたくさんいただいています。
学術的には、今まで明らかにしていたAIMによる「からだのゴミ掃除」に加えて、新しいAIMの働きを発見できました。ゴミ掃除とこの新しい働きの両方によって、AIMがいろいろな病気に対して高い効果を示すということが確認できました。現在、論文化を進めています。
そして昨年度に続き、猫関連のイベント(インターペット、Lovelyにゃんフェスタなど)での講演を積極的に行い、実際に応援してくださっているみなさまに直接お目にかかりお話をする機会を持たせていただいています。
本年1月にはフェリシモ社でも講演をさせていただきました。みなさまのAIM猫薬に対するご期待を直にお伺いし、薬の完成に向けてさらにモチベーションを上げることができております。
〈支援者のみなさまへ〉
大変長らくお待たせいたしましたが、みなさまのご支援・応援によって、ついに治験を開始することができました。ついにここまで来ました! AIM猫薬を一日も早く愛猫家のみなさまにお使いいただけるよう、IAM全員、ここで気を抜かず、研究開発にさらに一層尽力する所存です。どうか引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます!
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