フェリシモ採用担当のあずまです。
いきなりですが、ウン年前に私が就職活動をしていたときから、今も、フェリシモが採用活動でお伝えし続けていることがあります。それは「フェリシモは企画の会社」ということです。
入社して、先輩に様々な話を聞いて実際に働く中で、はじめはこの「企画」をすることにかなり大きな力を使っていた気がします。
フェリシモでは商品をつくる担当も、カタログやウェブを通じたコミュニケーションを企画する担当も、お客さま窓口も経営企画も物流も、新人も社長も全員が企画をしています。すべてのメンバーが目の前の仕事に対して何らかの「企画」をし、その企画がお客さまに”フェリシモ”として届いていると思うと、当たり前ですがどんな小さな仕事も大事に、そして楽しみたいなと思います。
さて、よく「どのようにすれば企画する力が身につきますか」というご質問をいただきます。
ご質問に対しては、日ごろからいろいろなことに興味をもって、人やモノ・コトを観察してくださいと回答するのですが、社内では企画力を上げるために取り入れている考え方やスキルアップの一環で行っている研修もいくつかあります。
そのひとつが本日ご紹介する「メラキア」の考え方です。
「メラキア」とは、梅澤 伸嘉先生(と、いつも通り呼ばせていただきます)が開発され、今日まで磨き続けてこられた、ロングヒットの商品を生み出すメソッドです。
メラキアをひと言でいうならば「カベを肯定する」、そして「手段はあきらめ、目的をあきらめない」発想法です。
メラキア自体の説明は長くなりますので割愛いたしますが、社内でも多くのメンバーが梅澤先生や理論を研究する社外の方々とともに手法を学び、実践に役立ててきました。
「企画」のしかたは人それぞれですし、フェリシモの商品企画のアプローチもまた十人十色です。
企画に役立つ勉強会や研修も多く行われてきましたが、元気になる・前向きになる商品企画の手法としてはやはり唯一無二のメソッドであり、理論を学んだメンバーの考え方の一部になっているのがメラキアです。
最近、梅澤先生の新著が発刊されました。
読みやすくまとめられていますが、おそらく、初めての方が一度読まれただけでは「で、どうすれば!」となるのではないかとも思いました。
本文でも触れられていましたが、「『メラキ直り』の発想は手法なので、筋トレが必要」です。私たちも学ませていただく先生のメソッドを少しでも感じ取ってみたいとお考えの方は、ぜひ手に取ってご覧いただき、何度も読み返して実践していただければと思います。私も何度も読みます!
ここで、新著の中から一文紹介をさせてください。※ご紹介の承諾をいただいた商品企画エンジン株式会社さまに、この場をお借りして感謝申し上げます
「人生で重要なこと」
人生は、「何をやるか」が重要なのではなく、
「どう生きるか」
「どう生きたいか」
これがより重要で、深く考えるべき課題です。
「どう生きるか」が目的で、「何をやるか」はその手段にすぎないのです。
そのほかにも、新著の後半には先生からのメッセージがたくさん載っています。(どれもとても沁みました…)単なる方法論ではなく、前向きにカベを捉えることは人生のどんな局面にも通じる発想法だと思っています。上の文章もそのひとつです。
巻末には、私も毎月参加している研究会についてもフェリシモの名前を出してご紹介をいただいていましたのでPRしておきます!
社会人になってからよく勉強するようになったという方のお話はよくお聞きします。
フェリシモの場合は、という視点にはなりますが、力をつけ自身を高める機会についてはこれからもご紹介していきたいと思います!
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