フェリシモCompany

二次創作と永遠のベータ版

こんにちは!
フェリシモ採用担当のあずまです。

突然ですがみなさまは「永遠のベータ版」という言葉をご存知でしょうか。

かなり昔からある言葉なのですが、ニュアンスとしては以前にご紹介したWIP(Work in Progress)に近く、まだ途上にある状態を指します。
ソフトウェアやリリース直後のサービスなど、改善しながらものごとを走らせる際に形容されることが多い言葉ですね。

長い時間をかけてひとつのものをつくりあげる行程は尊いものですが、いざ商品を市場に送り出したあとにフォローできなければ商品が持つ魅力や価値は伝わらないでしょう。

自分のこどものように愛情をこめてつくりあげるからこそ、フェリシモのオリジナル商品がお客さまのもとに届いてはじめてスタートだということを忘れてはいけないと思っています。

「お客さまのところへいって楽しませてくるんやで!」と、企画した商品たちに思いをのせる社内プランナーがフェリシモには大勢います。
お客さまと人生をともにするフェリシモの商品は、これからいろいろな物語を経て成長していくベータ版といえますね。

また、ジャンルは違えどアニメやマンガのコンテンツも同じことが言えるのではないかと感じました。
12月9日(土)の神戸学校は、エクスアーツジャパン株式会社代表の和田 昌之さんをゲストにお迎えします。

和田さんはアニメーションやゲーム、マンガ、音楽など日本のコンテンツを通じて、世界中の人たちをしあわせにするというミッションのもと会社を創業された志あふれる事業家です。

アニメの世界は二次創作が盛んな領域です。
例えば音楽だと二次創作はしっかりと権利申請や著作権に配慮した活動が求められ、アーティストや商業的な価値を守る仕組みが機能しています。
アニメやマンガも著作物である以上はしっかりとしたガイドラインがありますが、ファンがより世界観を拡げる活動をおこなうことで、原作をとりまくエコシステムができあがるという状況がしばしばおこります。

コンテンツを生み出して終了ではなく、そこから多くの可能性への扉が開かれるという意味においては、アニメやマンガコンテンツもファンとともに育てていく永遠のベータ版文化とも言えるかもしれません。

モノ・コトそれぞれがもつ価値に目を向けながら世界を拡げていくこと。
ひとところにとどまらず、ずっと走り続けること。そんなお話を今週末はお聞きできるかもしれません。

永遠に、どこまでも成長できるなんてドキドキしますね。
フェリシモで働く私たちにとっても刺激の多いお話をお聞きできるのでは、と今からとても楽しみです。

神戸学校リンク

エクスアーツジャパン会社HPリンク

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