こんにちは。
フェリシモのあずまです。
3月9日に開催いたしました、KOBE RECRUITING MEETUP Vol.2 “ものづくり”のレポートをお届けします!
Vol.2は、
株式会社鞄工房山本さま(http://www.kabankobo.com/)
北坂養鶏場さま(http://kitasaka.net/)
と、私たちフェリシモで開催をさせていただきました!
この回も前回とはまた違った空気でそれぞれのチーム(会社)の色が色濃く出た回になりました~!
《イベントレポート》
当日はご参加いただいたみなさまが大きくふたグループに分かれ、二社が同時に話をする時間を計三回もちました。
順番はそれぞれでしたが、三社のお話しからそれぞれが大切にしていることやスタンスの違いを感じていただきつつ、会は進行していきました。
それぞれのお話を少しだけご紹介すると…
▼北坂養鶏場さま
・ふだん、どんなことをしているのか
・そもそも養鶏場のお仕事って?
・北坂養鶏場の特徴(国産の鶏をたいせつに/あたらしい取り組みも積極的に)
・たまごから生まれた商品たち
・養鶏場のようすとは(飼いかたや鶏糞処理まで!)
・ひよことあそぼう、など多くの方との交流の取り組みについて
▼鞄工房山本さま
・事業の紹介(ランドセルの製造・販売、革製品の製造・販売)
・どのようなお仕事があるか(製造/販売/店舗スタッフ/マーケティングなど)
・ものづくりを支えるバトン(製造から販売まで、地域性と伝統、ものづくりの精神を守ること)
・今後の展望
・鞄工房山本さまの一年(入社式からはじまりランドセル販売の開始時期、社員旅行まで!)
▼フェリシモ
・会社概要と先輩社員の紹介
・フェリシモの”企画”とは
・商品企画プロセスの一例(アイデアを形にする = 商品企画ではない、企画 = アートではない、製造する機能がないフェリシモがしていることとは)
・企画体質になりましょう など
また、さいごは三社担当が会場からの質問を受け付けました。
その中のひとつの問いに対する鞄工房山本さま、北坂さまからのご回答に感銘を受けましたのでこちらでご紹介をさせてください!
Q:お仕事のやりがいはどのようなときに感じますか?
A(鞄工房山本さまの回答):入学を楽しみにしておられるお子さまがランドセルを背負っている様子をみたとき、やはり一番やりがいを感じます。
※マーケティング視点では、お金をお支払いいただくのは親世代やおじいさま、おばあさまになるため、そういった世代を意識した打ち出しや訴求が多くなりがちですが、「だれの/どのような生活シーン」を想像してものづくりをされていらっしゃるかがとてもよく表れたご回答だと感動していました。
A(北坂養鶏場様の回答):養鶏場を継ぐことになった当初は、仕事に対して今ほどいろいろなことができるという意識はなく、単に仕事として養鶏場をつぶしてはいけないという一心で運営している状況でした。しかし、ある時もっと情報を発信できないかということを考えてデザイナーさんと話す機会があり、そこではっとさせられました。
デザイナーの方から、「なぜ養鶏場をしているのですか」、「どんなときにやりがいを感じますか」という問いを投げかけていただいたときに、それまでまったくそんなことを考えずに取り組んでいたことに気づきました。そこからいろいろな取り組みもスタートしましたが、スタッフも増えてきているので養鶏場で働くということが誇りに思えるようにこれからもがんばりたいし、それもやりがいになっている。
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鞄工房山本さまと北坂さまには、一社だけではぜったいにつくることができない空気と、ご参加いただいたみなさまの働くことに対する認識に広がりと幅を与えていただきました。
フェリシモとしてもたくさんの刺激をいただけた一夜でした!
※数時間で一年分を売り切ってしまうランドセル!!
※終了後はそれぞれのブースに人だかりが…^^
ありがとうございました!
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