フェリシモCompany

社員インタビュー|川澄 綾子

●担当している職種はなにをするところですか?

私たちの使命は、お客さまに商品を円滑かつ確実にお届けすることです。
商品の納品からお手元に届くまでには、伝票発行、ピッキング、梱包、出荷、配送といったさまざまな工程があります。それぞれのオペレーションを日々丁寧に管理するとともに、より高い生産性を実現する方法や、物流センターの作業者がいきいきと働ける環境づくりについて考え、物流の課題解決に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、未来の物流構築に努めています。
また、お客様が商品を受け取った瞬間に、心がときめくような体験をお届けできるよう物流企画しています。私たちはお届けする「箱」を、単なる梱包材ではなく、想いを伝えるコミュニケーションツールと捉えています。そのため、物流の枠を超えた新しい価値を模索し、お客さまとのつながりを深められるよう、箱のデザインの工夫や配送サービスの向上にも力を入れています。

●フェリシモに入社を決めたときの思いを教えてください

コロナ禍での就職活動は、人とのつながりが希薄に感じられることが多く、「20代の今だからこそできること、やりたいことは何だろう?」と悩む日々が続いていました。
そんな中、自分の「堅実に物事をこなす性格」と「クリエイティブな発想を大切にしたい」という二面性のどちらも活かせる、フェリシモの物流に出会いました。
選考の過程では、対話を通じて自分自身を深く理解し、評価していただける機会があり、人を大切にするあたたかなコミュニティであることを実感しました。純粋に嬉しかったです。
また、物流の仕事といえば、現場の運用や管理といった機械的な業務をイメージされるかもしれません。しかし、フェリシモでは職種の枠を超え、さまざまな分野に挑戦できる環境が整っている柔軟なところにも強く惹かれました。

●今まで担当した思い入れのある仕事について教えてください

「箱」制作です。当初、お客様さまにお届けする箱に関して課題を抱えていました。そこで、思い切って箱のイラストと型のデザインを全面的に見直し、オリジナルのデザインを作って一新しました。完成した箱を手に取ったときの感動は今も忘れられません。
この制作は、物流部門にとっても自分にとっても、2つの意味で新しい取り組みだったと感じています。まず物流部門にとってはクリエイティブに課題解決に取り組む力を示し、物流業務の可能性を拡げられた手ごたえがありました。
個人では、デザインの専門知識なしの私でも、周囲との協力によってアイデアを形にできる貴重な成功体験を得ることができました。また、この取り組みが評価され、社長賞をいただくという結果につながったことも、とても嬉しかったです。


資材全般の発注と管理です。資材でわかりやすい例として、お客さまにお届けする「箱」があります。
フェリシモにはたくさんのカテゴリーの商品があるので、その大きさも組み合わせもさまざまです。できるだけぴったりの梱包資材でお届けするために、36種類の箱と封筒を用意し、出荷が滞らないように、また無駄が出ないよう、日々コントロールしています。
最近では、環境負荷を減らせるように宅配用封筒を導入しました。今までは段ボール箱のみの取り扱いだったため、現場の運用を変えるなど多方面でクリアすべき課題がありました。生産性や安全性を維持しながら新しい仕組みを取り入れるのは難しく、現在も試行錯誤を重ねています。それでも、大変な中で感じるやりがいや達成感、新しい発見が、次のステップへの原動力になっています。この経験を通じて、さらに良い仕組みづくりに挑戦していきたいです。

●これまでの経験業務を教えてください

かつて私は、英文事務の仕事に携わっていました。フルリモート勤務で、毎日ひたすらPCに向かって書類作成に没頭する日々。人と直接会話する機会がほとんどなく、自分のコミュニケーションスキルに不安を感じ、焦りを覚えていました。
ですが、物流センター「エスパス」に来てから、何十人もの作業者に采配を振り、時には小学生から大人まで幅広い世代の方々を迎えて、物流センターの案内役を務めるなど多様な人と関わる機会が増えました。
中でも、資材関連や物流機器の取引先との商談は緊張の場面です。初めて臨んだ時は背筋がピンと張り詰め、声が小さすぎて自分でも何を話しているのかわからない状態でしたが、その経験が私を鍛えました。今では、良い緊張感を保ちながら、ビジネスの場で通用する思考力や会話術を磨いています。人との関わり合いを通じ、相手や場面に応じて、自分の伝え方やアプローチを調整する力をさらに高めていきたいです。

●これから挑戦してみたいことや、いま挑戦中のことを教えてください

自社物流だからこそできる、フェリシモらしさのある物流って何だろう?と考えながら、出荷コーディネーターとして活躍していきたいです。

●フェリシモに入社を希望するみなさんにメッセージをお願いします!

迷ったら「わくわくする」方を選んでみてください。
社会に出ると、いろいろな損得勘定にしばられて保守的になりがちです。しかし、選択肢の中から何かを選ぶとき、「自分にとって一番得だからこれにしよう」ではなく、「これを選んだらわくわくする!自分のエネルギーを注ぎたい!未来が楽しみ!」と感じる方を選んでみてください。
わくわくする選択肢には、きっと自分を成長させる力や、新しい自分の可能性が秘められているはずです。

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