はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。
先週に引き続き、今週も海の映画をご紹介しようかなーと思います。前回はアニメ編だったので、今回は実写編で行きたいと思います。
今回も、画像は外部リンク、タイトルにAmazonプライムもしくは公式サイトへのリンクを張っています。
1.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
怖いやつ、と思うでしょ?あんなにホラー映画やパニック映画は嫌いと言ってたのにと。でも私にとってはこの映画はツッコミどころ満載の、ギャグとまでは言いませんが、ちょいちょいオモロイ映画なのです。
一人の青年がひょんなことから一頭のトラと一緒に海の上を漂流するという、実話に基づいたストーリー。しかし何と言っても見どころは、海を漂流してるときに、魚群にボートが突っ込んで、バサバサとトビウオが何匹もボートに飛び込んでくるシーン。そしてなんと、その魚を追っかけてたマグロも一匹飛び込んでくる!結構デカいぞ!イキが良い!!で、それ捕まえて生で食べる!!トラに横取りされないようにしながら。……って、そんなワケあるかい!!と大声でツッコミ入れながら映画館の席から立ち上がりそうになります。
さらに最近Twitterで見つけたこのネタに関する爆笑の投稿。
すいません、もう何の話でしたっけ?ってことですが、続きはぜひAmazonでどうぞ。
2.アクアマン
ええと、すいません、これもネタです。飛行機の中で見たんですが、それくらいの集中度で、飛ばし飛ばし見るくらいが私にはちょうどいい映画です。そもそもアメリカンなマッチョマンが主人公っていう時点でもう無理なんですが、半魚人さんがいっぱい出て来て闘うCGが、え、うそやーん!という動きとか筋立てが満載で、しまいに可笑しくなってくるという頃合いです。でもきっとどこかにあるんでしょうね、海の帝国アトランティス。日本ではそうでもなかったようですが、アメリカでは大ヒット。アメリカ人きっと好きなんだな、こういう分かりやすいヒーローと派手なアクション。
3.洗骨
ここからは真面目に行こう。ちょっとマイナーな映画ですが、非常に佳作です。沖縄の粟国島を舞台にした家族と命の物語。青い海と広い空が目に沁みます。「洗骨」とは、死者を風葬・土葬などで一旦葬った後、数年後に墓から取り出し、海で骨を洗って厨子甕などに納め、改装する弔いの儀式で、沖縄でもこの風習が残っているのはごく限られた地域だといいます。東南アジアでは割とよく見られ、25年前のバリ島では実際に行われていました。
「人が生まれる・人が死ぬ」その現場を共有し、人任せにせず自分たちの手でていねいに紡いでいる人々が、とても豊かに見えたのでした。海は人の魂がやって来て帰っていくところ。沖縄のニライカナイの思想とはそうしたものです。
個人的には、映画のロケ地である粟国島の海が見えるブランコを見に行きたいです。
4.パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち
言わずと知れた世界的人気シリーズ。ジョニー・デップのイケメンなのにゲスでドンくさいところがたまらなく好き。で、帆船好きな私は海賊船にも非常に萌えますが、ジャックとエリザベスが置きざりにされて、ラム酒を飲むカリブ海の無人島の青い海の色にやられました。もう、こんなところなら積極的に置きざりにされたい(笑)ロケ地にいつか行ってみたいです。
5.覆面系ノイズ
海の映画ではありません。音楽を題材にした青春ラブストーリーです。志尊淳君見たさに観た映画ですが、鎌倉の海がとてもとても印象的で、こんな海辺の町に住むのもいいなと思える映画。江ノ電って関西人からしたらもうその響きだけで憧れですよね。ここで主人公のユズは幼い頃“由比ガ浜のアリス”に出会って、砂浜に作曲した楽譜を書いてそれを彼女が歌って…、そして高校生になって再会した2人が海岸でキスをする…って、もう書いてるだけできゃってなりますが、そういう「海がいつも思い出のバックグラウンドにある暮らし」って羨ましいなぁと思ったのです。
6.グラン・ブルー
海好きを自認する人、特に45歳以上の世代でこの映画の洗礼を受けていない人はいないんじゃないか?と思います。それくらい印象的で鮮烈な映像でした。ジャック・マイヨールという実在の人物がモデルだったところも、みなの探求心を煽ったし、フリーダイビングというスポーツでありながらどこかスピリチュアルな要素を帯びた世界観にも惹かれるものがあったと思います。何より、イタリア・シチリア島のタオルミナに強烈に憧れたし、ジャン・レノの海の男っぷりにもやられました。とにかく、海の世界に首まで浸かれる映画。もう一度映画館で観たい映画です。
いかがだったでしょうか?みなさんも好きな海の映画を教えてくださいね!ではまた来週。