はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。
バヌアツ&ニューカレドニアの旅10日間を伸ばしに伸ばして10回も連載したのはいいけど、次のネタがありません!(笑)何しろ私はリゾートダイバー。海は夏しか潜りません。熱心なダイバーさんならドライスーツで冬も潜られますが、私は冷たい水で顔が濡れただけでくしゃみが出る体質です。典型的な夏女。出来ることなら常夏の国に移住したい。
しかも次に海に行くのはGWの予定……ということで、今回は、私の一芸を(無理やり)見ていただきましょう。「海の写真館と違うやん!」という声が聞こえてきますが、タイトルをよーく見てください。“お絵描きダイバー旅カナさんの海の写真館”とあります。そう、今回はなぜ私が“お絵描きダイバー”を名乗っているか?をご紹介したいと思います。
こちら、インスタグラムに投稿したタイムラプス動画です。このようにダイビングログブックに、海のイラストを描いています。
ダイビングをする人は《ダイビングログブック》というノートに、記録を付けています。いつどこで潜ったか、水深、水温、潜水時間、見た魚、地形…などを1本ずつ記録していきます。次回の参考になりますからね。
私も最初はお魚の名まえを書くぐらいでしたが、それがいつの間にか絵を描くようになりました。最初は「この魚なんて名まえ?」とガイドさんに訊ねたくて、海から上がった途端に見た魚の絵を記憶で描いていました。それから、海に行かない身近な周りの人にも「海の中でこんなん見たんやで!」とか「魚がこんな可笑しな行動をしてて…人間臭いやろ?」とネタとして話したくて、セリフを付けて海の生物の生態をマンガのように描き出しました。
見た人がみんな「面白い」と言ってくれるので、調子に乗ってどんどん描き続け、気付けば500本。途中抜けてる回もありますが、ほぼ全部絵にしています。もちろん最初は周りを見る余裕もありませんから、絵もへなちょこです(笑)でも次第に慣れて来て、さらに今は水中カメラという素晴らしい道具が、年々怪しくなる私の記憶を補ってくれます。
使っている道具は、PILOT ハイテックCの0.4mmと、フェリシモの500色の色えんぴつ。第一世代の半分サイズのやつです。よく聞かれるのは「1枚描くのに何時間くらいかかるんですか?」という質問です。線画を描くのに20~30分くらい。だいたい絵よりもセリフで悩みます(笑)ネームを考える漫画家さんのよう。魚の名まえとか調べ出すともっとかかる時も。そして色を塗るのに20~60分くらいかな?全面塗りつぶす絵は時間がかかります。
絵に描くと魚の名前も覚えるし、ポイントの特徴も頭に入りやすいので、おすすめです。シュノーケリングでもOKだと思います。
ではまた来週!