はいさい!海とかもめ部飛び入り部員の旅カナです。
さて、バヌアツの中でも豊かな自然が残るリゾートの島、エスピリトゥ・サント島で3つのブルーホールを制覇した我々が次に向かった先は、ポートオーリー。最初「そこでお昼ごはんにしましょう」と言われて「何があるんだろう?有名な観光地?」と思ってましたが……
お?なんか道路の先に青い海が見えます。
ポートオーリーは 超絶エメラルドブルーなビーチ
着いてみたらこの景色!!!
もうね、言葉を失う絶景ですよ。
絶景というか、海の色がすごすぎる。この世のものとも思えないブルーです。すごすぎて、ここまで来たら嘘っぽい。
でもね、本当です。ポートオーリーは超絶きれいな青いビーチとそれを見ながらビールが飲める「天国かよ」な場所だったのです。
いえ決してビール会社の回し者ではありません。でもビールの宣伝にしか見えませんよね。ちなみにバヌアツ・ビール“TUSKER(タスカ)”と言います。おいしいです。
あり得ないシチュエーションで撮ったちょっと反則なFacebookのプロフィール写真です。まぁ一生に一回あるかないかなんで大目に見てください。
あまりの日差しにワンコも日陰でお休みです。
ちなみに南半球、季節は逆で1月は真夏です。
海を見ながらランチ。ああ〜毎日こうだったらいいのになぁ。
日本人観光客の姿もぽつぽつ見かけました。そりゃ来るわ。
南太平洋一美しいシャンパンビーチ
さてさて、ランチを終えて2つ目のビーチへ。実はこちらの方が有名です。ガイドブックには必ず載っています。シャンパンビーチと言います。
南太平洋一美しいビーチと言われています。私はこことさっきのとこしか知らないので本当に南太平洋一かどうか比べる術はありません。でも、美しい。素晴らしいビーチです。
見て!このパウダーサンド!真っ白でふわふわです。気持ち良すぎて足の裏が笑っています。あはは、あはは。
友達はそのパウダーサンドを堪能すると言って、燦々と降り注ぐ太陽の元、ビーチに寝転がりましたが、私は焼く派じゃないので早々に海へ。
シュノーケリングで岸からすぐのところでこんなお魚を見ました。何でしょうね?ボラの一種かな?でもそんなに魚はいません。ま、海水浴場ですし。そんなに期待してもいませんでしたが。
でも、こういう時、魚がいるとしたら岩礁や桟橋の近くと決まっています。遠浅の平らなビーチにはいるはずもないのです。そこでぐるりとビーチを見渡すと…。ありました!湾の左端の方に桟橋が。あの近くまで行ってみよう。
シュノーケリングで充実の1本!
すると… いたいた!まず見つけたのはクラカケモンガラとシマハギ、遠くにはゴマモンガラ、そしてヨスジフエダイの子どもの群れです。
そして……いたーーー!!! アジの大群発見です!! この黄色い筋は、テルメアジ? こんな浅瀬にしてはすごい数です。早速友人を呼びに行きます。
そして2人で追い込み漁開始!(笑)流れる川のような群れを追ってどこまでも…。
あーもうちょっとで巻いてアジ玉になりそうなのになー。惜しい。あ、アジの大群が集まって巨大な1つのボールのような塊になることを“アジ玉”と言います。ダイビングでは格好の被写体としてワイド派ダイバーが常に狙っています。
2〜3mくらいのスキンダイビングを2人で繰り返して、何とかアジの群れを追い込もうとしますが、寄せてはバラけ…巻いてはほどけ……なかなかこちらの思うようには行きません。
でも何だかた〜のし〜い♪ とにかく群れ好きなもので。
そして、おかしなことに、タンクも背負っていないのに、フィンとマスクとシュノーケルをつけているだけで、自分めっちゃ潜れる気になってる(笑)。キケンキケン、素潜りなんてほとんど出来ないへなちょこだって言うのに。(肺活量が極端に小さく、息が続かないのです)
あっ今度はキビナゴが! キラキラと煌く小魚の群れが目の前を通り過ぎて行きます。なんてきれい!
ビーチで浮き輪浮かべてきゃっきゃしている女の子や子どもたちには、私たちが夢中で何をしているのか見当もつかないでしょう(笑)。ことほど左様に、海面の上と下というのは違う世界なのです。
さんざんアジの群れを追い回して写真を撮りまくって満足してビーチへ帰る途中で、ウミガメも見ました!(アカウミガメだったと思いますが、写真は、案外透明度が悪くて写ってませんでした)
すごいなサント島! 充実の1本です。いや、タンク本数0本だけど、これは1本と数えてもいいでしょう。まさか、かの有名なシャンパンビーチでこんな楽しいシュノーケリングができるとは思ってもいませんでした。どこのガイドブックにも書いてありません。
1日遊び倒して夕方になったので、元来た道を帰ります。
牛さんバイバイ。
ヤシの木もさようならー。
橋の上から見た夕焼けがきれいでした。
今週はちょっと短めですが、これで終わり。次週はいよいよバヌアツ最終日です。ああ名残惜しいなぁ〜
ではまた来週!