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「海旅、楽しみんちゃい 」瀬戸内編 vol.4

こんにちは~!『海とかもめ部』のしましまりこです^^

さて、今回は小豆島を出発して、高松、そして直島を巡りたいと思います。

まずは、フェリーで小豆島の土庄港から高松港を目指します。

この日も快晴。フェリーから美しい瀬戸内海と鮮やかな島々が見渡せました。

フェリーの船内で、たまたま相席になったお姉さん。娘が時間を持て余していると、リュックから折り紙を出して、いろいろ折ってくださいました。保育士さんを志望して勉強中とのこと。みんなで折り紙をしながら、ワイワイ話に花が咲きました。
こういう出会いもフェリーでの旅ならではかもしれませんね♪

高松に着いて、どうしても足を運びたかったのが、こちらの『まちのシューレ963
奈良の人気の雑貨店『くるみの木』のオーナー・石村由起子さんプロデュースされたお店です。

石村さんの審美眼をもとに、本当に素敵な雑貨や食品が全国から集められていて、高松に来たからにはぜひ行きたいと思っていました。

商品を見るのに一生懸命で、店内で唯一撮っていたのが、こちらの1枚><なんでしょう、このLIVE感あふれる写真は……苦笑。ホントはもっと素敵なお店ですので、みなさんもぜひ行ってみてください。

ランチもシューレ内のカフェでいただきました。月の前後半で、季節に合わせてランチメニューが変わります。

紙のテーブルマットには、こんな素敵なおもてなしの言葉が書かれています。石村さんらしいあたたかい心遣いが、隅々まで行き届いています。

そして、こちらが今回のランチメニュー。私の写真の腕がなくて、美味しさがイマイチ伝わらずに申し訳ありません!ですが、からだにやさしい&おいしい食事にただただ感動!

特にメインの野菜の肉巻きが、口にとろけるほどやわらかくて美味でした!隣の夫がおいしさのあまり唸っていました(笑)

そして、「パンが食べたい!」という絶賛わがまま期の娘には、トーストを注文。肉厚のパンと、手作りのラズベリージャム&バターにご満悦でした。

カフェの内は、席同士のあいだも広くて、子連れでもゆっくり落ち着いて食事ができました。人気のあまり、開店時間の前から座席の予約表はいっぱいになりますので、早めに記帳するのがオススメです。

おいしいランチをいただいた後は、フェリーに乗って高松港から直島(宮浦港)へ向かいます。

直島行きのフェリーは、こんなふうに窓側の席は海に向いて、船内からも景色をじっくり堪能することができます。海が真っ青で本当に美しい!ずっと見ていても飽きません^^

そして、そして。直島に到着してまっさきに目指したのが、安藤忠雄さん設計の『地中美術館』。

友人に「直島に行くよー」というと、「地中美術館には、絶対行っておいで!」とみんなが口をそろえて言うので、ここは外せないぞ!と意気込んでやって参りました。

チケットを購入して、いざ地中美術館を目指して、キレイに整えられた道を歩きます。
(基本的にチケットは事前購入がオススメだそうです byスタッフさん)

意気込みつつも、なんの前情報を仕入れることもなく(不勉強ですみません)、道を歩いていると……もしやこれは……。

では、美術館の写真を……と思いきや、スウィーツの写真ですみません。

地中美術館は、基本的に館内の撮影がNGで、カフェのみ撮影OKでしたm(_ _)m
瀬戸内海が一望できるカフェ、ぜひ立ち寄ってくださいね。ちなみに、ここのスウィーツはめちゃくちゃ美味しいので、絶対食べたほうがいいですよー♡

地中美術館の感想は……もうそれは筆舌しがたいくらい素晴らしいものでした。

「この作品を展示するために、この美術館が在る」と言っても過言ではない――こんなにも贅沢で、こんなにも作品を想ってつくられた美術館が日本に在るということが、奇跡のように感じられました。ずっと鳥肌が立ってしょうがなかったです。
みんなが口をそろえて薦める理由もわかります。

行きと同じ道を辿って帰路につきます。ですが、クロード・モネの『睡蓮』の作品を観た後に通る道は、印象が全く違って見えました。

この景色は、こんなにも光彩が豊かだったろうか、色彩が鮮やかだったろうか――絵を通して観た景色が、リアルな景色をより一層まばゆく魅せてくれました。

あ、これはオマケで。あまりの素敵な景色を前に、合唱する夫。悟りでも開いたかな?(^^;

その後、ホテルにチェックインしてゆっくり過ごし、今度は直島から見える夕陽を堪能しに行きました。

瀬戸内海に沈む夕日は、どこも趣があって、見ているだけで心が自然に癒されます。

夜はお散歩がてら、直島の屋外アートへ。

こちらの展示は、娘がアスレチックのように上ったり滑ったりして楽しんでいました。

そして、こちらは何だと思いますか?

ええ、かの有名な草間彌生さんの「赤かぼちゃ」です。
写真が暗いせいもありますが、昼間と夜ではまったく印象が異なります。

ちなみに、赤かぼちゃの内側はこんな感じ。ホラー!?(^^;
(写真が下手ですみません)

娘は一度遊び終えて離れたあと、「もっかい行きたい!」とねだって、わざわざ戻って再び遊んでいました。
子どもの心をつかむアートが満載で、こんなところに暮らしてみるのも素敵だなぁと思ったしだいです。

さてさて、今回はここまで。次回は、直島といえばもうひとつ、あの美術館ですよね。
そちらを中心にご紹介します。

瀬戸内海の海旅も最終回になりますので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。

ではではー^

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かもめブログライターご紹介

しましまりこ

『海とかもめ部』新入部員。
淡路島出身。編集者。3歳児の母。
これまでに7回の引っ越し経験あり(北は北海道~南は広島まで転々と)。
海に囲まれた淡路島で育つも、実はたまねぎ畑が広がる平野育ちなので海へのあこがれが強い。各地のおいしいものや美しい景色を堪能するのが好き。 特技は、その土地の方言を会得すること。
海街にまつわる楽しい記事を執筆していきます!

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