こんにちは~『海とかもめ部』のしましまりこです。
今回は、いよいよ札幌~襟裳岬編の最終回です!
海岸に出るまでが本当に長かった~(^^;
今回は、海の様子を思う存分、お楽しみください♪
さて、私たちは海岸線沿いに、広尾町と襟裳岬を結ぶ道路をどんどん南に下っていきます。
ちなみに地図上では、こんな経路を辿っています↓
(めっちゃわかりづらいですが!、北海道の道東~道央の南です)
車を走らせていると、海辺で何やら作業をしているおばあちゃんに会いました。
近づいてみると、黒くて長~~~いモノが……!!!
おばあちゃんに「これなんですかー?」と聞くと、「昆布だよー。昆布を干してるよー」とのお返事が。
確かに北海道は、昆布の名産地。特にこのあたりの地域は、立派な日高昆布が採れる地域。
ただ、スーパーで売られているものは、カットされているけれど、実際はこんなにも長~~~いものだったんですね。
そういえば、小さいころ、海に昆布が漂っていると出汁が出てるはずなのに、海水はなんでしょっぱいのか気になっていたなぁ。大人になった今も、不思議に思ったりしていますが(^^;
少しだけ作業を手伝わせてもらって、いっしょに昆布を並べました。
長さがあるので、並べるだけでも結構大変!
おばあちゃんは、慣れた手つきでどんどん並べていて、さすがです!
再び車に乗って、広大な太平洋と雄大な山々の景色を堪能しながら、さらに南下していきます。
この自然が造る景色を見ていると、迫力があって思わず息をのんでしまうほどです。
途中で、「黄金道路」と書かれた石碑を見つけました。
この広尾町からえりも町を結ぶルートは、そり立つ断崖絶壁からは四季を問わず石が崩れ落ち、冬には雪崩が多発するとか。そんな悪条件のなか、道路整備の着工から完成までに7年の歳月を要し、「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路」ということから、この名前が付いたそうです。
先人の方々の苦労のおかげによって、交通の便が良くなり、こうして恩恵を受けられるんだなと思うと感慨深くなりました。
そして、海抜を記す動物たちの不思議な看板を過ぎて、つ、ついに……
襟裳岬に到着しました!!!!!
この北海道の地図は、天地が逆になっているのですが、えりも岬の位置がめちゃわかりやすい。北海道の南の最果てに、ついにやってきたんだなぁと実感が湧いてきました。
これは、襟裳岬灯台。白亜の大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれているそうです。
わ~ぉ。この景色を眺めているだけで、足がこそばゆい感じがしてきます。
火曜サスペンス劇場(今は昔!?)にも、出てきそうな断崖絶壁。
右上にちょこんと灯台が見えてて、崖とのギャップがなんとも味わい深い……。
そして、ここが襟裳岬の突端部分。海上にまで伸びている岩礁群が、とても特徴的です。
ちなみに、実は、あの岩礁にアザラシが乗っかっているのですが、わかりますか?
この写真ではビミョーかな……
えりも町の襟裳岬周辺は、日本有数のゼニガタアザラシの生息地としても有名なんです。
この日は天候も良く、岩辺でくつろぐアザラシを見ることができました。(写真に写ってないのが悔しい;;)
アザラシと背比べ。友人は165cmくらいなので、アザラシの体長が結構な大きさだとわかります。
こちらは、襟裳岬にある資料館に飾られていた、昆布の解説ポスター。
日高昆布はかなりの大きさだと思っていたけれど、真昆布はうちわくらいの大きさがありそうで、ビックリ。
旅の締めくくりは、岬のすぐ傍にある観光センターで、あったかいラーメンをいただきました。岩ノリとつぶ貝が入っていて、自然の塩が絶妙にきいていて、おいしかったです。ごちそうさまでした!
さてさて、全3回になってお届けした『北海道 札幌~襟裳岬編』も、これにておしまいです。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
旅して思ったことは、北海道はとにかくスケールがでっかいどぉ!!!
雄大な自然に触れたい方には、本当にオススメの場所です。
私も、今回のブログを書きながら、また久しぶりに北海道に行きたいなぁと思いました♪
冬は寒すぎるので、できれば夏に行きたいな~。
ではでは、次はまた別の海旅をお楽しみに♪^^