こんにちは~『海とかもめ部』のしましまりこです。
前回に引き続き、今回はトマムを出発して、ナイタイ高原牧場、更別村、そして海岸線までの道のりをご紹介します。
まずはトマムから車で約1時間半のところにある、ナイタイ高原牧場へ。
ナイタイ高原牧場は、日本一広い公共牧場で総面積は約1,700ha(東京ドーム358個分)とか。な、なまら広すぎる~。
頂上付近を目指して車を走らせると、見渡す限りの牧草地と牛の放牧の様子が眼前に拡がってきます。途中でビューポイントがいくつもあって、車を停めて撮影する人が多いのも納得。
どこまでも続く緑の芝がとにかく圧巻!日本にもこんな場所があるんだなぁと息をのむほどです。
こちらの写真は、ナイタイ高原牧場の頂上付近の様子。
ちなみに、このトラクターの大きさ、わかりますか?
タイヤが身長くらいの高さがあって、まさに“でっかいどー”スケールなんです。
これくらい大きくないと、確かにあの広すぎる牧場の整備はムズカシイかも。
さて、ナイタイ高原牧場で大牧草地を目の当たりにした後は、一路 十勝平野の南へ。
車を約1時間半走らせると、第二の目的地『六花の森』があります。
こちらは名前のとおり、レーズンを挟んだマルセイバターサンド&花柄包装紙で有名な六花亭さんが運営されているガーデン。2007年にオープンされ、広大な敷地で四季折々の草花が育てられています。
こちらは、包装紙のモチーフにもなっている“はまなす”。
実際の花を見ることができて、感激もひとしお。
草花……というか、「森」を育てているような……
このスケールの大きさが、北海道だなーと思わずにいられません。
ちなみに園内では、小川が流れていたりもします。
何度も言いますが、スケール感がすごい!!
そして、園内にはいくつかの展示棟があります。
こちらは「花柄包装紙館」で、六花亭の包装紙の絵柄が壁一面に貼られています。そして、坂本直行画伯が描いた六花亭の包装紙の原画の複製画が飾られています。
手書きの絵がなんとも味わい深く、また草花の配置の試行錯誤の様子も見てとれます。それをこの空間で、じっくり鑑賞することができます。
こちらは昭和35年から発行されている児童詩誌『サイロ』の表紙等が、壁面いっぱいに飾られている「サイロ50周年記念館」。大きな窓に映る自然も、作品の一部のようになっていて、とても贅沢な造りです。
この児童詩誌『サイロ』は、下記のような想いで作られたそうです。(HPより抜粋)
「十勝に点在し、家畜の飼料を蓄え、熟成させるサイロ――
子どもたちが暮らしのなかで、自然のなかで、心のままに詩を作るきっかけになれたら。「サイロ」にはそんな想いが込められています。」
その想いの通り、この記念館には十勝の子どもたちならではの感性で綴られた詩を読むことができます。
私がいちばん素敵だなと思ったのが、この「幸せの言葉」という詩。
写真が見づらくて恐縮ですが、もしよければ目を凝らしてお読みいただければ幸いです。
さてさて、六花の森で十分楽しんだ後は、お隣の更別村にある「ピッツェリア Tuka」さんに行きました。
こちらは全国版のテレビでも取り上げられるほど、おいしくて有名。隣接する「さらべつチーズ工房」で作られた極上のチーズをたっぷり使用して、本格的な石釜焼きピザを提供してくれます。
こちらは前菜とチーズの盛り合わせ。さらべつチーズ工房で作られている「酪佳」というゴーダチーズは、ある航空会社のファーストクラスでも提供されていたり、洞爺湖サミットでも世界の首脳に振る舞われたりしている一品。また「気まぐれブルー」というブルーチーズは都内の有名ホテルにも提供されているそうです。そのチーズを、リーズナブルな価格でたっぷり食べることができるのが、Tukaさんならでは!
そして、こちらが石窯で焼いたマルゲリータ。写真を見ただけでも、おなかが鳴りはじめます(笑)。また北海道を訪れた際には、必ず食べたい至福の逸品です。
そして、海旅は海岸線を目指して、さらに南下します。
北海道ならではの景色を堪能しつつ、ついに海が見える広尾町へ。
こちらが北海道から見た太平洋。心なしか蒼さがより澄んで見えるのは気のせいでしょうか。
ここからは海沿いをドライブして、いよいよ襟裳岬を目指します。
海まで出るのが長かった~~~(^^;
次回、北海道 札幌~襟裳岬編(vol.3)にて、襟裳岬をたっぷりご紹介しますね♪