はいさい!海とかもめ部飛び込み部員の旅カナです。今日は2016年に万座で潜った時のお魚の写真を紹介します。サンゴが美しく、魚類が豊富で、港からポイントまでも近い素敵なダイビングスポットです。
みなさん「クマノミ」という魚をご存じかと思いますが、クマノミにもいろいろ種類がありまして。今日はクマノミクイズです。いろいろなクマノミの写真を見て名前を当ててみてください。
まずはこの子。背中に1本の白い筋と顔の横にも1本筋があります。イトイソギンチャクという触手の細長いゆらゆらしたイソギンチャクに住んでいます。
正解は「ハナビラクマノミ」です。セジロクマノミと間違えやすいですが、ほっぺの横の白い筋で見分けます。
次はこれ。白い帯が顔の横に1本だけあります。なんていう子でしょうか?
正解は「ハマクマノミ」でした。私が最初にダイビングを教えてもらったガイドさんに、こんな風に数え歌みたいにクマノミの名前の覚え方を教えてもらいました。「1:ハマ、2:クマ、3:カクレ」。この子は1、つまり線が1本なので、ハマクマノミというわけです。
次は、何本かな?この子はディズニー映画で有名になったので、分かりますね?大人も子どもも日本人も外人も、みな「ニモ」と呼びますが、でもそれは正式名称じゃないですからね(笑)。
ちょっと写真では隠れてしまってるんですが、尾っぽのところにも白い帯があります。ということは、3本なので「カクレクマノミ」でした。海のアイドル的存在で、何百本も潜っていても、見つけるとつい写真を撮ってしまいます。
ちなみにこの年は海水温が高い年で、イソギンチャクも白化現象に見舞われていました。写真に撮るときれいなんですけどね。ちょっぴり悲しいです。今はもう回復してるかな?
次はこの子。沖縄以外ではレアですよ。このご家族はなかなかの大家族ですね。
正解は「トウアカクマノミ」でした。模様が特徴的で、頭のところだけが赤いでしょう?なので、「頭赤(トウアカ)」と呼ばれています。写真で手前の大きい2匹のクマノミの下に黒い点々の塊があるのが見えると思います。これは卵で、お父さんとお母さんクマノミが卵を守っているのです。
いかがでしたか?ぜひ沖縄・万座に出かけてみてくださいね。那覇市内からは車で1時間くらいです。