はじめまして!
『海とかもめ部』新入部員の しましまりこです ^^
私は、淡路島出身で広島県在住の一児の母です。
私はこれまで全国転々と引っ越し(7回!)をしてきまして、いろんな海を見てきました。
北はオホーツク海、南は瀬戸内海、東は太平洋、西は日本海… …
各地のおいしいものや美しい景色を堪能するのが大好きです。
これから海街にまつわる楽しいことをみなさんにお届けします!
「海旅、楽しみんちゃい」
※広島弁(ちゃい=~しなさい)
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、今住んでいる広島の海をご紹介します。
さて、これらの景色は、広島のどのあたりだと思いますかー?目の前にめっちゃ島が見えていたり、小さな漁港が見えたりしていますね。
実はこちら、「鞆の浦(とものうら)」という地域になります。
スタジオジブリの映画『崖の上のポニョ』のモデルになったと言われている……と聞けば、 ご存じの方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、鞆の浦にある『御舟宿いろは』は、宮崎駿監督のデザイン画を元に改装されたそうです。お店に入れば、そのスケッチが見られるとか。めっちゃ見たい!(このときは中に入れませんでしたが…… )
鞆の浦は、広島県福山市にある港町で、2018年には文化庁から「日本遺産」に認定されました。そのストーリーが「瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町 ~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~」。
たしかに、夕凪が似合う景色
日本遺産にまつわる詳しいお話は、こちらの記事をどうぞ
→鞆町の港町文化をテーマとしたストーリーが「日本遺産」に認定されました
鞆の浦の中でも有名なのが、 対潮楼(たいちょうろう)。
福禅寺(ふくぜんじ)の本堂に隣接する宮殿で、朝鮮通信使の迎賓館として使われていたとか。
ユネスコの世界記憶遺産に登録された史料もあります。
うーーーん♪ 思わず唸ってしまう、絶好の景色
お座敷から瀬戸内海が一望できて、最高すぎる眺め ♪
ちなみに、お部屋に飾られている「日東第一形勝」という文字は、
「朝鮮より東でいちばん美しい景勝地」という意味。
1711年(正徳元年)、朝鮮通信使の李邦彦が「日東第一形勝」と賞賛したそうです。
確かに、時間を経つのも忘れて見入ってしまうほど、
本当に美しい景色が広がっていました。
次は、坂を下って、鞆の浦の街へ♪
鞆の浦は、豪商の屋敷や商家が並ぶ街並みが残されていて、
趣があってとても素敵です。
あてもなく街をふらっと散歩するだけでも楽しい場所♪
古民家をリノベーションした、おしゃれなカフェも♪
猫が描かれたかわいい石。こういうちょっとした遊び心も、鞆の浦の魅力のひとつかも……
坂をぐんぐん下っていくと、鞆港へ。
そこには、鞆の浦の1番のシンボルである常夜燈が、風光明媚に鎮座しています。
“潮待ちの港”として栄えた名残を感じることができて、テンションが静かに上がりました^^
この常夜燈の近くには、海を見ながらゆっくりできるカフェもあるので、
鞆の浦の街を散策したあと、ここでほっとひと息つくのもオススメです。
さてさて、今回は鞆の浦から見える海と景色の紹介でした♪
また次回もお楽しみに^^