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フィリピンのプエルトガレラ

先日、フィリピンのプエルトガレラに取材で行ってきました。
夜中の1時くらいに羽田空港から飛んで、翌朝4時くらいにマニラに到着!

ちゃんと迎えに来てもらって、それからバスで2時間かけてバタンガス港へ。
そこから大型バンカーボートにて約2時間でミンドロ島北側に位置する欧米人に人気の隠れ家リゾート地プエルトガレラに到着!

今回は、5年前から親交のある琴さんという日本人女性が新しく日本人経営のダイビングセンターをオープンしたので、その取材に!
名前は「オリエントパールダイブセンター」
海沿いで広くて使い勝手も良いお店でした!

夜中からずっと移動していて、午後3時くらいに長旅の末に到着したのですが、笑顔の素敵な琴さんは、私を休ませることなく、海へ連れて行きました……

このボートで……(笑)

プエルトガレラの海は、こんな感じでとても華やかなんです……
琴さんはきっと、私に早くこの景色を見て欲しかったのだと思います……
一気に癒やされました……(笑)

そして、海底には摩訶不思議な生き物、ウミウシもたくさん。

美しいですね!

1日4回ダイビングをするのですが、その合間は、沖合に浮かぶビキニバーという海上に浮いているバーに行きます。

彼女がスタッフで、他にも数名。
写真を撮ると、微妙な笑顔で応えてくれた……(笑)

約3日間、この海で潜ったのですが、3日目の休憩時間になかなか他のリゾートでは見ない光景に出くわしました……

なんとゲストがいるのに、スタッフ間で眉毛を整え始めたのです……
で、これはまだマシな方で……
実は少し前までは、ある女性スタッフが、別のスタッフの脇の毛をピンセットで処理していたのです……
あまりの自由さに驚きを通り越して、いさぎよさに清々しい思いがしました……(笑) 
本当に外国感が満載でした……(笑)

さてさて、そんなのはどうでもよく。
今回撮影のサポートをしてくれた現地ガイドのマクマクです。
彼はとても目がよく、小さな生き物をよく見つけてくれました。
彼は陸上の仕事よりも海の中が好きなようで……
琴さんが彼を紹介するときに、
「ダイビングがない日はずっとシャワー室に閉じこもってトイレ掃除をしているので……びしゃびしゃになって……どうもずっとぬれていたみたい……」
と話してくれた……

かわいいやつやな……(笑)

そんな彼のガイドで潜っていると……

分かりづらいかもですが、左にエビがいるでしょう。
その上にメガネウオというお魚が砂に隠れて補食のタイミングを狙っているの。それもエビが砂に作った小道の途中で。
右にいるハゼがそこを通るのだけど、それを狙っているの……
めちゃ恐くないですか?待ち伏せ!!!
エビがメガネウオの前を通っても無反応で、ハゼを待っている……

メガネウオ、頭いい……
戦略家……
海は怖い……

とか言いながら、私はのん気に巨大ガメと自撮り記念撮影。
自撮りなんて、陸じゃ、まずしないんだけどね。

小さなトンネルがあったのでそこを覗くと、キンギョハナダイが群れていた。
カメラを向けるとレンズの前に集まってきた。
俺は魔法使いになったのかな……と思ったわ……(笑)

そんなこんなで海の撮影を終えて、ダイビングセンターからリゾートまで戻るのは、このトゥクトゥクに乗って、サイドカートに座って男性スタッフが持ってくれているカメラ2台を、抱きかかえてるの(笑)

そんな感じで仕事しています!

また来週!ほな!

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かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
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