こんにちは、海とかもめ部です。
フェリシモでは沖縄の美しい海を支える珊瑚礁を守るために、海基金(旧沖縄サンゴ基金)を設立しています。2018年4月からは「未来のたからもの サンゴの森基金」と一緒になり、活動を広げています。
多くのご支援を賜り、本当にありがとうございます。今回は基金の拠出先のひとつ、 沖縄県立沖縄水産高等学校さまの2022年度活動レポートをご紹介します。
【沖縄水産高等学校と協力企業さまとの沖縄本島南部海岸13回目のビーチクリーン活動】
本校海洋サイエンス科海洋生物類型・マリンスポーツ類型とフェリシモさま、琉球ガラス工芸協業組合さま、ビクトリー陶器さまと合同で行っている沖縄本島南部海岸でのビーチクリーン活動は、13回目の実施となりました。
毎年同じポイントで清掃活動していますが、今回は家電製品など、大型のゴミがよく見られました。また、プラスティック製品の使用抑制のニュースが多く流れた影響で、生徒たちは以前よりビニールなどのプラスティックゴミを意識しながら拾うようになっています。
いろいろな場所での清掃活動はもちろん必要ですが、このように同じ場所での継続的な清掃活動には大変意味があり、国連SDGsの目標にもうたわれている「つくる責任、つかう責任」、「海の豊かさを守ろう」に則り、毎年の変化を感じながら、環境と産業の両立を考え、会社に、社会に、提案・行動できる人材の育成を目指しています。
生徒たちにとっても、プラスティックをできるだけ使わないようにするなど、自分たちの生活スタイルを見直すよい機会にもなっています。
〈支援者のみなさまへ〉
昨年はなかなか台風が来なかったこともあり、サンゴの白化が心配されました。そのため定期的に海に出て観察を続けていくなかで、白化していた大半のサンゴが台風通過後に復活していく様子を観察することができました。
支援者のみなさまのおかげで、私たちは海に入るための器材(フィン、ブーツ、マスク、スノーケル)を買いそろえることができています。今後もみなさまのご支援の気持ちを忘れることなく、環境にやさしい人材になるべく、日々勉強していきます。
これからもご支援よろしくお願いします。
前回の活動レポートはこちら
沖縄県立沖縄水産高校さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。
増え続ける海洋ゴミ。今この瞬間も、街や川から海へゴミが流れて来ています。これからは作り消費するだけではなく、未来の環境づくりまで暮らしの中で意識することが求められます。
私たちができることはひとつひとつは小さなことですが、大きな力となって集まれば未来を変えていけると信じ、これからも現実に目を背けることなく、海をきれいにする活動を続けていきたいと思います。引き続き、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。