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かもめブログ

宮古島の海から

那覇のフォトセミナーや阿嘉島滞在のこともあるのですが、今はそこをすっ飛ばして!!!
宮古島の海のお話です!

今日はダイバーでない方も少し潜った気持ちになってもらいましょう!!!

と言いながらも、もう水深12mほどなのですが……
ここからです。
右の方向にトンネルがあって、その先に通り池という池が
海とつながっています。
ここは宮古島でも代表的なダイビングポイントです。

もう少し水深を下げてトンネルをくぐっていくと、こんな景色が見えてきます。
これだけでも良いのですが
せっかくなので、ダイバーに映り込んでほしいので、少し水中で待ちました。

こんな感じ。

この緑のグラデーションは、海水と淡水の混じりあうサーモクラインによるものだと言われていますが、近づいてみるとプランクトンや、もしかするとエビカニなどの甲殻類の卵なども混じっているかもしれない、と教えてもらいました。

少しオレンジ色に見えた先は、透明度が下がります。

なので、少し見上げてダイバーを撮影。

異空間ぽさを演出したくて、私はもう少し深く潜り縦位置で。
横を見ると1名の女性ダイバーがいたので、モデルになってもらう。

不思議な世界ですよね……

彼女も透明度の悪い中、みんなを追いかけて。
私は一人に……笑

一人でぶらぶら。
で、なんとここで、カメラに不具合が生じ、ポイントの調整ができなくなる……
それでも、いろいろと設定を変えて、シャッターだけは切れるようにする。
上の写真もピントがあまり……
合っていない……苦笑

さみしいな……と思いながらも撮影を続けていると、ガイドさんが待っていてくれた。私は知らない間に、帰る方向に向かっていたらしい……苦笑

そしてガイドさんのうしろに付いていくと、向こうにわずかに青いホールが見える。

あそこが最初に潜ったトンネル。ここを通って外洋に出る。

コロナになって国内の海を知るようになって、海外にも負けない、いやそれ以上のポイントがあることを知った。

そして次は、確か「ドロップオフ」というポイントへ。

こんな風に岩の亀裂で待っていると、釣りで人気のGT、そうロウニンアジがクリーニングステーションを求めてやってくるの。

こんな感じで。
私が完全に邪魔な存在になっているけど……
でもここで待っていると、何度も何度もやってくる。
この日は1匹で、ロウニンアジも愛想ない感じ立ったけど
良い時は5匹くらいがダイバーの近くで、ぐるぐると回っているらしい……

今回は良い写真が撮れず……また次回!!!笑

そんな感じで、宮古島の海に潜っています。
常に新しい視点をもって潜りたいな……という心構えです。
来週もきっと宮古島の海を紹介するので、ぜひ見てください!

ということで、また来週!ほな!

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かもめブログライターご紹介

鍵井 靖章

1971年、兵庫県生まれ。大学在学中に水中写真家・伊藤勝敏氏に師事。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして子育ての方法などを教えてもらいながら、撮影を続けている。 ▼アプリのお知らせ
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