【message from buoy】世界的な問題となっている海洋ごみ。漂流し続ける海洋ごみは大量のマイクロプラスチックとなって魚に捕食されてゆくことが有力な仮説となりつつあり、私たちが思うよりずっと早く、魚が食べられない未来が来るかも知れません。アジアで流出した海洋プラスチックごみの多くは、海流に乗って日本に漂着することとなります。日本は世界最大の海洋プラスチックごみのホットスポットと言えるかもしれません。例えば長崎県の対馬市だけでも年間3,000トン以上の海洋プラスチックごみが海岸に漂着しているのです。漂着が多いのは冬の日本海や九州西岸、あるいは離島部で、地元の方にさえ知られずにボランティア団体さんたちが主となって、想像を絶するほど大量の海洋漂着ごみを回収しています。buoyは、そんな海洋ごみをヴィンテージ材料として買い取り、全て採集地ごとに管理し、製品を作っています。