マーブル模様が愛らしい、はぶらしスタンド。実は日本に漂着した”海洋プラスティックごみ”ほぼ100%で作られています。ぜひ、贈りものにも!
模様は、捨てられていたプラスティックごみ、そのままの色。重さは、海に漂っていたごみ、そのままの重さ。海洋プラスティックごみに直接触れないよう、まわりをポリプロピレンフィルムで一体成型しています。buoyの商品には、すべてその材料の採集地が記されています。素材の採集地や色合いなどは1点1点異なります。
美しく生まれ変わった、やさしくきれいなマーブルカラー5色がスタンバイ。同じ色でも、色の雰囲気は1点1点異なります。写真とはかなり異なる場合もありますので、どうか届いたそのお手元の1点を愛してくださいね。
裏はこんな感じ。素材の性質上、少しでこぼこしていたり・多少尖った部分がある・縁が少し欠けている場合などがあります。ご了承ください。
【message from buoy】世界的な問題となっている海洋ごみ。漂流し続ける海洋ごみは大量のマイクロプラスチックとなって魚に捕食されてゆくことが有力な仮説となりつつあり、私たちが思うよりずっと早く、魚が食べられない未来が来るかも知れません。アジアで流出した海洋プラスチックごみの多くは、海流に乗って日本に漂着することとなります。日本は世界最大の海洋プラスチックごみのホットスポットと言えるかもしれません。例えば長崎県の対馬市だけでも年間3,000トン以上の海洋プラスチックごみが海岸に漂着しているのです。漂着が多いのは冬の日本海や九州西岸、あるいは離島部で、地元の方にさえ知られずにボランティア団体さんたちが主となって、想像を絶するほど大量の海洋漂着ごみを回収しています。buoyは、そんな海洋ごみをヴィンテージ材料として買い取り、全て採集地ごとに管理し、製品を作っています。
buoyの素材になっている海洋プラスティックごみは、日本各地で回収されています。
実は、フーズノート店主Fuは、ずっと前からbuoyのファン……はじめは違う名まえのプロジェクトだったのですが、ブランド立ち上げを(一個人として勝手に)スゴイスゴイ・いいぞいいぞと見守ってきました。そして2024年の春の偶然のお出合いからお声がけ、フーズノートでご案内できることになりました。とてもうれしい。これは「モノ(商品)」だけど「コト」であることをたくさんの人に知ってほしいのです。「プロダクト(もの)」だけど「プロジェクト(活動)」だと思うのです。そしてbuoyというブランドが、プラスティック製品のデザインから量産を行うメーカーの有志メンバーによって誕生したこと、プラスティックメーカーとして真摯に素材の価値と向き合っていることに大きな意味があると思います。
糸島、奥尻島……buoyの商品には、すべてその材料の採集地が記されています。(1点1点異なります)ビーチクリーンなどで回収した海洋ごみは洗浄し、色ごとにわけて細かく粉砕。全て採集地ごとに管理されています。美しく生まれ変わりお手元に届いたその商品の材料は、どこに漂着したものだったのか……それを知り、その場所に想いを寄せることこそが大事だな……と思います。プラスティックごみとして嫌われていた「海洋ごみ」ですが、捨てられていたものから、捨てられないものへと生まれ変わったものが、ごみの漂着地の人と漂着しない地域の人をつなぐ架け橋となる。buoyを通じて私たち自身が、もっともっとこの問題を身近に感じなければいけないと思うのです。
せっけんトレイもあります!
こんな使い方もできます。
せっけんトレイもおすすめです。
こんなに大きいものも漂着しているのです!
海岸に流れ着いた海洋プラスティックごみを拾う→分別→洗浄・粉砕→熱と圧力を加えて固める……画像はこの機械。製品は、手作業で作られています。※海洋プラスティックごみに直接触れないよう、まわりをポリプロピレンフィルムで一体成型しています。