第4回目は、目のつけ方
こんにちは、kumikoです。寒い日が続いていますがみなさまお元気ですか?
「トイズ作りのとっておきのアイデア」の4回め、いよいよお顔作りについて書きますね。
今回は「目のつけ方」について、2パターンの方法を解説したいと思います。
できるだけわかりやすいようにと写真をたくさん撮ってしまったので、選んでまとめる作業が大変でした(笑)。
いろいろな方法があると思うのですが、私がいつもやっているのはこの2パターンです。
まずは違いを簡単に図で説明しますね。
Aパターン(片方ずつ引く)
Bパターン(逆三角形に引く)
ではそれぞれのつけ方で実際に目を取りつけてみます。
その前に、針と糸の紹介を……。私はこのような手縫い用の太い糸とふとん針を使っていますよ。
目のつけ方(Aパターン)
糸は二重にして玉結びを作っておきます。写真のようにボタン穴の下から針を入れて対角線側の穴に針を戻し、玉結びしている糸の間を通して引っ張ります。さらに4つ穴ボタンにクロスするように糸を渡しておきます。
これで糸とボタンが固定できました。これを片方の目の位置に刺して、首元の前方中央あたりに針を出します。
片側の目をつけたら糸は余裕を持たせてカットし一旦休めておきます。
同様に反対側の目もつけます。
首元から出ている左右の糸をほどよく引っ張りながら堅結びにします。2回巻き付けて結ぶとほどけにくくなりますよ。
糸を引くことで目の位置が少しくぼんでほっぺがふくらむ感じです。
ビフォーアフターで比べてみてください。
まち針で仮どめしている方(左)より、糸で引いた方(右)が引き締まった感じになっていますよね?
次はもうひとつの方法です。
目のつけ方(Bパターン)
今度も糸は二重にしますが玉結びはしません。少し長めに用意し、首元から針を入れて目の位置に出します。
(ボタンはまち針で仮どめしている状態です。)
ボタン穴に糸を渡したらそのままもう片方の目の位置に針を出します。
こちらのボタン穴にも糸を渡し、首元に向かって針を戻します。
Aパターン同様、首元から出ている左右の糸をほどよく引っ張りながら結びます。
Bパターンの方は逆三角に糸を渡すので鼻筋が通ったお顔になる感じです(そんなに大きな変化はないですけれどね……)。また、こちらの方法だとボタンに渡る糸がクロスにならないので2つ穴ボタンを使うときにいいかもしれません。
どちらも結び終えたあとの糸は余裕を持たせてカットし、内側のわたにもぐらせておきます。
以上、目のつけ方2パターンをご紹介しました。ちょっと長くなっちゃいましたが何か参考になったたらうれしいです。
目玉のボタンは小さな部材なので、取れないようにしっかり丈夫につけてあげてくださいね。
次回もお顔の作り方についてPart2を書いてみたいと思います。
それではみなさま、今日も楽しいハンドメイドライフを送ってくださいね。ではまた~~~。
kumikoさん (ハンドメイド作家)
手づくりを楽しむ主婦クリエイター。身近な材料を自由な発想でアレンジするのが得意。2013年よりハッピートイズプロジェクトに毎年参加。アイデアいっぱいのハッピートイズを作り続けている。毎年製作レポートも担当。そのほかにも「クチュリエクラブ」の会員誌『クチュリエの種』にて”阿部久見子さんのリメイクレシピ集”を連載中。
ブログ つくること、暮らすこと
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