こんにちは、kumikoです。
今年もそろそろハッピートイズのおひろめ展示の時期ですね。どんな「たれ耳うさちゃん」に会えるのかワクワクです~。
さてさて私の作った「たれ耳うさちゃん」、前回の製作レポートの続きを書きたいと思います。本体を仕上げたあとのお楽しみ作業、デコレーションについてです。
パッチワークのぬいぐるみは色柄ものの生地をチョイスしているからか、そのままでもお洋服を着ているみたいなのですが、そこにリボンやレースなどの副資材をプラスすると、よりドレスアップして見えるんですね~。それぞれの雰囲気に合わせてデコレーションするのはとっても楽しい作業です。
今回のアレンジはそれぞれの「たれ耳うさちゃん」のイメージに合わせて、フォークロアなアップリケとバラのボタンで飾ってみました。
どちらも型紙パーツを並べているときに、イメージをふくらませて大体の感じを決めていました。
【フォークロアなアップリケ】
アップリケの一部には、以前クリスマスのオーナメントに使ったフェルトのモチーフを利用してみました。
この花型のフェルトをメインに、余りフェルトでしずく型やチューリップ型にカットしたものをプラスして、前ボディにレイアウトしました(布用の接着剤で貼り付けています)。
また首元に結んだスカーフは、せっかくのアップリケが隠れないように実際のハッピートイズの型紙よりちょっと小さめにさせてもらいました。小さくしたので布地を縫い合わせて作るのでなく、裁ち切りOKのフェルトで簡単に作っています。
【バラのボタン】
バラのボタンはフェルトで作りました。
こんなふうにフェルトを波型の帯状にカットして、接着剤を付けながら端からクルクル巻いていきます。目打ちやマチ針など使いながら作業するとよいですよ。
前ボディの中央には綿レースをブラウスの前立てのように縫い付けておいたので、その上にバラのボタンを配置しました(バラのボタンも布用接着剤で貼り付けています)。
この子の首元も型紙通りのスカーフでなく、ちょっとアレンジを……。ラブリーな雰囲気に似合うレースリボンテープを巻いてみました。
過去記事にも書かせていただきましたが、ハッピートイズは型紙や基本の作り方説明書はあるものの、アレンジは自由です! 作る人の数だけ個性的なハッピートイズができあがるって本当に素敵なことだと思っています。
みなさまの作られた「たれ耳うさちゃん」はどんな子でしょうか? おひろめ展示が楽しみですね~♪
次回は連載12回目、いよいよ最終回です! 今までハッピートイズづくりについてのあれこれをつづってきましたが、今度はちょっと視点を変えて立体じゃないハッピートイズについてご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに‥‥‥。
それではみなさま、今日も楽しいハンドメイドライフを送ってくださいね。ではまた~~~。
kumikoさん (ハンドメイド作家)
手づくりを楽しむ主婦クリエイター。身近な材料を自由な発想でアレンジするのが得意。2013年よりハッピートイズプロジェクトに毎年参加。アイデアいっぱいのハッピートイズを作り続けている。毎年製作レポートも担当。そのほかにも「クチュリエクラブ」の会員誌『クチュリエの種』にて”阿部久見子さんのリメイクレシピ集”を連載中。
ブログ つくること、暮らすこと
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