BLOG ハッピートイズ通信

作り方

2022.07.26

【連載】ハンドメイド作家・kumikoさんが教えるトイズ作りのとっておきアイデア⑧できあがったハッピートイズをかわいく撮ってみよう!

CATEGORY: howto

2022.07.26 UPDATE

第8回めは、できあがったハッピートイズをかわいく撮ってみよう!

こんにちは、kumikoです。

夏休みはお子さんとハンドメイドをされている方も多いでしょうか。長いお休みはハッピートイズ作りを始めるのに絶好のチャンスかもしれませんね~。

さて、「トイズ作りのとっておきのアイデア」、今回は「できあがったハッピートイズをかわいく撮ってみよう!」というテーマで書かせていただきます。

いやいや、あなたは写真のプロじゃないでしょ。何を語れるのよ? って言われちゃうかもですけれど、やっぱり自分で作ったものをかわいく撮ってあげられるのは作り手である自分なのかなぁ~と。被写体への思い入れの強さは写真を撮るのにとっても大事な要素だと思うんですよね。

もちろん私は写真のプロではないので専門的な技術については詳しくないし、使用している機材もスマホや一般的なデジカメなのですが(今どきの機器は性能がいいのでスマホがあれば十分な気もします)、気負わず手軽に撮るのがいちばんかな~と思うのです。

そんなアマチュアの私が、できるだけかわいい写真を撮るためにやっていることをお伝えさせていただきますね。

私がぬいぐるみを撮るときに意識しているのは、ぬいぐるみの目にピントを合わせるということ。これはペットの写真をすごくかわいく撮っている方から聞いたんです。カメラを通してその子をやさしく見つめる感覚なんでしょうかね~。

具体的には、スマホカメラなら被写体に向けた画面を指でタッチした位置にピントが合いますし、デジカメならシャッターを半押し状態にしてピントを合わせたい位置にカメラを平行に動かせばOKです。

あと、ぬいぐるみにポーズを付けて撮るというのもよくやります。

ストーリー性を出すために小物を持たせてみたり(その場合は撮影のときだけピンでとめています)、小道具を利用したり(人形用の椅子やインテリア小物を使うなど)、その子に似合う雰囲気づくりを楽しんでいますよ。

例えば……

「福を呼ぶフクロウくん」のときは、知的でおしゃれな英国紳士のイメージで作ったんです。フクロウは森の賢者とも言われていますしね、だから洋書っぽい小物を集めて撮りました。

「いつでも前向き明るいワンちゃん」は甘えん坊の子犬のイメージで作ったので、おもちゃを並べた棚の前で撮ったり、落ち着きのない子どもが椅子にちゃんと座れていないふうに撮ってみたり、カメラを上から構えて、上目遣いを強調するアングルで撮ってみたりしました。

ハッピートイズは作っているときも楽しいけれど、できあがった子をよりかわいく魅せるためにいろいろ考えるのも楽しいのです♪

夏休みにどこかへお出かけのときやいつものお散歩のときに、ハッピートイズも一緒に連れてってお外でパシャリなんていうのも素敵ですよね~。

今回ちょっと書ききれなかったのですが、お部屋で実際どうやって撮っているかの撮影風景などはまた次回ご紹介したいと思います。

それではみなさま、今日も楽しいハンドメイドライフを送ってくださいね。ではまた~~~。

kumikoさん (ハンドメイド作家)

手づくりを楽しむ主婦クリエイター。身近な材料を自由な発想でアレンジするのが得意。2013年よりハッピートイズプロジェクトに毎年参加。アイデアいっぱいのハッピートイズを作り続けている。毎年製作レポートも担当。そのほかにも「クチュリエクラブ」の会員誌『クチュリエの種』にて”阿部久見子さんのリメイクレシピ集”を連載中。

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