こんにちは、kumikoです。
クチュリエクラブの情報誌『クチュリエの種』で手づくりレシピをご紹介させていただいている、阿部久見子(あべ くみこ)です。ハッピートイズプロジェクトには2013年からほぼ毎年参加、いつもどんな子を送り出そうかな~と楽しみながら取り組んでいます。
さてさてそんな私が、このたびハッピートイズの作り方のポイントやアレンジについて12回シリーズの記事を書かせていただくことになりました!
ハッピートイズのアレンジは自由!
ハッピートイズは型紙や基本レシピはあるものの、アレンジは自由! 作る人の数だけ個性あるぬいぐるみができあがるのがハッピートイズの魅力です。でもやっぱり、何か参考例や画像付き解説などがあると便利ですよね。そこで、「ここはこうするとやりやすかったよ。」「こんなアレンジはどう?」など、ハッピートイズ作りについての、私なりの情報をみなさまにお伝えできたらと思いました。ご覧になったみなさまの参考になるとうれしいですし、これがきっかけでアレンジの幅を広げてくださればさらにハッピートイズ作りは盛り上がるはず~! とワクワクしておりますよ~。
第1回目は、生地選びについて
私はいつも作り始める前に「どんな子にしようかな~?」とトイズのイメージをできるだけ具体的に決めます。ハッピートイズプロジェクトに初参加したときの「ランRANうまくん」は、馬を作るならファンタジーなペガサスにするわよ~! と決めて、やさしい色の生地やレースなどを選びました。
たてがみにプリーツレースを使ってみたり、型紙にはなかった翼をフェルトで作って取り付けたり! こういうアレンジは、作る人の自由なんですよ~(*^^*)
浮かんだイメージから生地選びをすると迷わない
「愛くるしいパンダくん」のときには、どうしても女の子のパンダを作りたくなって(だってお耳がチャイニーズのお団子へアに見えてしまったので‥‥‥!)、「 香港に住むチャイナガール」をイメージして作りました。耳元に飾ったのはフェルトで作ったお花飾りです。
こんな感じで作りたい子のイメージを最初に決めておくと、生地の色や柄を選ぶのに迷うことが少なくなります^ ^
生地をカットする際のコツ
そしてイメージに合わせて選んだ生地をパーツごとにカットしていくわけですが、ここでいくつか、kumiko流のアドバイスを。
- 印象的な柄やロゴなど、これはぜひ見せたい!という模様は、ボディ正面に持ってきましょう。型紙の中でいちばん面積が大きいし、完成時に目に付く位置になるからです。
- あまり大柄な模様をお顔部分に持ってくるのは要注意です。目を付けたときに目玉が模様に負けて目立たなくなることもあるので。
そのほかにも、生地の性質の違いについての豆知識もご紹介しますね。古着を活用するとき、Tシャツ(天竺ニットなど)やベビー服(スムースなど)は伸びやすいので、普通のコットン地よりちょっと縫いにくいです。しかも、わた詰めのときにはいくらでも伸びてしまうのでトイズがどんどん太っちょになっちゃう‥‥‥! それを解消するために、伸びやすい生地を使うとき、私は裏に薄手の接着芯を貼っていますよ~。
いかがでしたか? 今回は私なりの生地選びのポイントをお伝えしてみました。ちょっとでも参考になればうれしいです。
次回は生地の裁断とパーツ合わせについて、縫い始める前にやっておくといいことなどを書きますね。
それではみなさま、今日も楽しいハンドメイドライフを送ってくださいね。ではまた~~~。
kumikoさん (ハンドメイド作家)
手づくりを楽しむ主婦クリエイター。身近な材料を自由な発想でアレンジするのが得意。2013年よりハッピートイズプロジェクトに毎年参加。アイデアいっぱいのハッピートイズを作り続けている。毎年製作レポートも担当。そのほかにも「クチュリエクラブ」の会員誌『クチュリエの種』”阿部久見子さんのリメイクレシピ集”を連載中。
ブログ つくること、暮らすこと
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