BLOG ハッピートイズ通信

制作日記

2020.08.17

【一緒に作ろう!】奥山佳恵さんの「ラブリークマくん」パッチワーク製作体験記 (その2)                         

CATEGORY: diary

2020.08.17 UPDATE

  

こんにちは。
いつも「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」を応援していただきありがとうございます。

前回はこちら。
女優・タレント 奥山 佳恵(おくやま よしえ)さんの「ラブリークマくん」パッチワークのぬいぐるみ 製作体験記(その2)をお届けします。


それでは、ぬいぐるみの命ともいうべき「ワタ」を入れていきます♪
ワタはちぎらずになるべく「かたまり」で♪
こうすることでぬいぐるみの表面がボコボコではなく「フワッ」とするんだって!
頭と胴体に入れる量はさわった感じのお好みで♪
↑ こういうところにだんだん出てくるよね、個性が!


ここで判明した私の個性、というより反省は「あとで縫い閉じるとこをラクしよう」と

返し口を小さくしすぎたあまりワタが入れづらくて泣けた。
せますぎた。攻めすぎた!
手足のよーにふたつあるパーツでは

あらかじめ、入れる予定のワタをだいたいでいいので出してみます。
こうすることで「あれ? 同じくらいになったかな?」と迷う要素が軽減される。
まあ、ワタを用意していても入れてみると「あれ? 同じくらいになったかな?」って迷うのだけど。(どないやねん)


そんな時は目を閉じて手でフニフニつかんでみる!

フニフニ……うん、まあおんなじくらいだな! (ザックリ)

耳や鼻先のワタはほんのすこしだけ。
耳は、うすく平にワタを入れるんだって!
体のパーツのできあがり。


さあ、いよいよ「メイキング フェイス! 」のコーナーです!
作り方説明書さんにはいろんな顔の例がある♪
そして

軽くプレッシャーもかけてくる。笑
「顔は命です。」……よねー!


でもまあ大丈夫!
お顔作りの最大のコツは笑って作ったらいいのです。
作った人の顔になるから! これホント。


フンフン♪ 鼻歌まじりに作り方をのぞく。
「口まわりの先にボンテンを縫いつけます。」
ボ……!? なんだ? 初めて聞くワード。
あわてて作り方の「材料」のとこを見る。(はじめに見てよ)


ホントだー! 「鼻用ボンテン(直径約0.8cm)」って書いてある!
ボンテン。たしか、小さくてカラフルでまんまるでフェルトみたいな素材だよね?


そんなかわいらしいアイテムは我が家にはないので、何か代用できるものはないかー?
ナマハゲ口調で裁縫箱を、まるいごいねがー?


ガサゴソ探して

見つけました、ビッグビーズ!


この赤鼻でイケるのでは♪

赤鼻つけて、クチを刺しゅうしてみたら
赤鼻効果か、

「ぼくドラえもん」クマからだいぶ遠ざかる。笑

まあ、ドラに見えてもかわいいさ!
胸では「クマ」って名乗ってるし!


さて、ではこの口まわりをいったいどーやって付けるのだ……と思っていたら
「作り方説明書」さんの
「縫いしろをぐし縫いしてギャザーをよせておくと縫いつけやすいです」とのステキ具体的アドバイスが!
いいじゃない、それ採用よ! (とってもエラそう)

ギャザーをよせて丸っこくする時にいっしょにワタも入れたらいいね!

丸くなった口まわりをまち針でとめ、縫いつけたい場所に狙いを定める。
ああすでにかわいい! (親バカ)


ぐるっと一周、コの字とじー!

……だがズレた!
そうか、コの字の「とじ」のチカラ加減で、ビミョーに上下がズレるのだな。
↑ 私のクセかもですが!
こんなに下向きの口まわりでは、かわいいお口が正面から見えない!


そんな時はもう一度、そう何度でもチャレンジー!
「上向き」の口まわりになるよーに、「上」から先に、引き上げを意識しながらコの字とじ!

難しく考えなくても大丈夫。
感覚で! 「考えるな、感じろ」で!

でけましたー♪
何度でもやり直せる。
それがチクチクのイイところ☆


目をつけます!
イチャモンつけるイミじゃなく。(わかってます)
作り方では頭パーツに「目」をつけ「ボタン」をつけと、「順次つけていく」という手法ですが、ここは昨年のパンダと同じ手法で。
いうこと聞かないで、勝手に先に「目」のフェルトにボタンの目玉をつけ完全に仕上げた「目」を、頭パーツに装着!

先に「目玉」をしっかり作ることで大事にしたい「目パーツ」がズレることを防いでくれるかなって!
しかもー!作り方ではワタを入れたまま「目」を縫っていきますが、私はどーもそれだと縫いづらいので縫いやすいように、頭のワタは勝手に

一回、全部出しちゃう。
この時、同時に耳もつけちゃう!

勝手ついでに「まぶた」はつけず、「まつげ」をつけちゃう!
スミマセン。いつも勝手ばかりな私に目をつけないでください!


とまあ、お好みの手法で楽しくお顔を作ってこ♪


顔ができたら、ワタを入れ戻し

頭と胴をくっつけます♪
続いては手足しっぽ付けー!
私はここでも生意気ながら!
作り方通りの先に「しっぽ」ではなく、まずは「足」を縫いつけていきます。


足をつけてみて、ちゃんと「座る」位置に足がつけられたなー、が確認できたら
その足の位置のバランスを見て、から!

しっぽをつける☆
その方がしっぽの位置が確実かな、と!


「手」の位置も「足」の位置を基準に♪
足の時と同様に使うのは、長くて便利な(私の中だけの通称)必殺仕事人、「ぬいぐるみ針」!

♪チャララー、今年も脳内に必殺のテーマ曲を流しつつ、まずは腕の内側に玉止めを。


外側に出した針に

ボタンをつけたら、仕事人の針は反対側へ。

「どこらへんがいいかな?」針を抜く前に、針先で「反対の手」の位置を探る!
上から下から横から、それぞれの角度からチェックできるし、左右をいっぺんに縫いつけることができちゃう。
↑ この大仕事ができるのはこの針だけ。
やっぱり仕事人の名がふさわしー!

首飾りは持っていたテープをつけました♪


首飾りのリボンは型紙の通りに。(言うことを聞く時は聞く。気分で。← エラそう)

フェルトって、切りっぱなしでいいところがいいところ!
作り方も読みつつ、好きなよーに楽しく作る♪


楽しい気持ちがこめられたら、手にしてくれた子どもたちにそれがまるごと伝わるんじゃないかなーって、伝わったらいいなーって!


自分に都合のいいように前向きに解釈しながら作るところが私のいいところ! (自分でいうか 笑)
完成しましたー!

クマです。
ガオー!


クマなので

威嚇(いかく)してます。


後ろはこんな感じ!
クマなので

樹をグワシッとつかんでます。(さっきからクマにどんなイメージ)

子どもたちの服からの生地選びから始まって、完成したクマ。
(ちなみに、完成したクマを見せたら、このボーダー、次男のタンクトップだ! と気がついたダンナは真の子煩悩パパだと悟った)


自分がめいっぱい楽しみながら今年も、世界のどこかにいる誰かを笑顔にするお手伝いができたかと思うとその誰よりもまず、自分が嬉しい!


ぜひみなさまもお好きなよーにどうぞみなさまから先に笑って、誰かの笑顔を手作りしてください♪
みなさまが作ってくれる、世界でたったひとつのぬいぐるみに会える日を心待ちにしています!


いっしょに笑って楽しく作ろー♪


奥山 佳恵(おくやま よしえ)

俳優・タレント
1992年映画『喜多郎の十五少女漂流記』で主役スクリーンデビュー。数々のドラマ、バラエティ・情報番組、舞台、雑誌などで幅広く活躍。子育てに関する著書に『眠れぬ森の育児』(主婦の友社)、『生きてるだけで100点満点』(ワニブックス)がある。ブログなどで自身のイラストも紹介。
奥山佳恵 てきとう 絵日記
奥山佳恵インスタグラム

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